私が勤める浜松の大学にとうとうガムランの楽器がやってきた。来月からガムランの実技が授業の一つとなることから大学が教材として購入したもの。それにしても正直なところ、この大学でガムランの授業をやるとは夢にも思わなかった。ただ、ご覧のとおり、日本で(バリで)おなじみのゴング・クビャルではないので、少々地味ではあるが、そうそう贅沢を言える立場ではない。まあクビャルは歩いても10分以内にある浜松の楽器博物館にあるし。
ちなみにこのアンクルン、著名なカユマスの楽器商が作ったもので、彫刻から鍵板の形までかなりの凝りよう。ちなみに私はガムラン・アンクルンを2セット持っているのだが、私のものと比較する限り、重さで比べると2番目。音の森のスタジオに置いてあるのが一番重く、続くのがこの大学の楽器。音の良し悪しより「重さ」を先に考えてしまうのは歳のせいである。ちなみに大学の研究室に置いてあるセットはかなり軽量である。つまりは、今、務める大学にガムラン・アンクルンが2セットあるということになる。
4月からこの楽器、叩かれるか、叩かれないかは、学生がこの授業を選択するか、しないかに関わっているのだ!ふた開けてみたら、登録者3人とかで、寂しくガンサだけで30コマの授業が終わったりしてね(大いに考えられます)。まあ、それもいいでしょう……。
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