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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

自動楽器博物館

2011年03月26日 | ヨーロッパ

 3時過ぎに熱帯研究所を出て、急ぎトラムでアムステルダム中央駅に向かった。ユトレヒトの博物館に4時までに到着したかったからである。とにかく日程が限られているので、のんびりしている時間がない。
 自動演奏楽器の博物館は、いわゆるオルゴールから、自動演奏ピアノ、ダンスホールにおかれていた巨大な自動演奏楽器まで多種多様である。以前、この博物館にいったとき、手押しできる大きなオルゴールに書かれていた絵に興味をもった。しかし、記憶はあるものの記録がなかった。、もう一度、それを確認したかったのである。事前に電話をして、この楽器が展示室にあることは確認しておいた。
 私がかつて興味をひいたのは、この写真のオルゴールに描かれたオリエンタリズム的な絵である。左には武器をもったアラブの男性、右側にはタンバリンをもった女性。また中央下には、アラビア、アラブと文字が書かれている。
 なんでオルゴールにオリエントが描かれたのだろう?やはり、こうした絵が注目された20世紀初頭の自動演奏楽器だからなのか?実際にこの楽器を鳴らしてくれたのだが、西洋の明るい作品と、この絵が実にミスマッチで実にユニークである。


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