Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

旧小原村にて

2014年06月07日 | 
 9月27日に豊田市の和紙の里として知られる旧小原村でワヤンの上演をする。今日はその下見ではじめて旧小原村へでかけた。浜松から豊田市まではそれほど遠いわけではない。豊橋までJR,名鉄で知立で乗り換えて豊田市まで。ここから車で30分くらい走る。豊田市駅、名前でわかるがあの「トヨタ」のお膝元。だからか車が走りやすいように道路がきれいで広い?今は平成の大合併で豊田市になって、行政町名には小原は使われなくなったそうだが、今も「小原」と呼ばれている。
 写真の神社の村歌舞伎をおこなっていた舞台が今度のワヤンのステージ。完璧。高さが70センチ程度でワヤンを見るには最適。舞台の大きさもちょうどよかった。電気がないので夜は真っ暗。しかも9月27日は新月に近いので空も真っ暗だろう。ほんとうにバリのような場所。
 以前は字ごとに歌舞伎があったそうだが、今は字単位の歌舞伎は一つもなく、保存会が「小原」という名前で歌舞伎を継承しているという。だから字ごとの神社にある舞台はもう使われることがないそうだ。そんな場所でワヤンができるなんて本当に幸せである。