天地の相関6
北極星、主星は極星、自らは動かず、すべてはそれを枢軸として回転します。日本のみにある不動尊社の元[天御中主]でしょう。
北極星5星。第一星は太子で月を管轄、第二星は帝で日を管轄、第三星は庶子で五惑星を管轄、第四星は後宮。第5星は極星で、現在では、天御中主を指す星です。極星を囲む四星が、極星を補佐する四補で地上の四神・・・・以下、星はどの神に相当するか、日本での適用は、間違いやすいから止めます。
いま、大人の頭と小学校低学年のそれとが同居した人が居たとします。この方に、「やっかみ主」(七海の創作)がお尋ねします。
1雲は、なぜ落ちてこないのか。
2南半球の人は、なぜ地球から落ちないのか。
3極アジサシという鳥は、北極と南極を往来できるのは、なぜか。
ツバメは何処から来るか。うなぎは何処から来るのか。鮭は、生まれ故郷の川へ帰るのはなぜか。・・・鳩が1000km離れた元地へなぜ戻れるのか。
4海の向こうには、ナイヤガラの瀑布を巨大にしたものが在って、そこへ行けば、皆、滝壺に落ちる。3mの大タコ[海坊主]がいて、人間を食ってしまう。
中国神話で北極に大カニが居ると既述。・・・・極光(オーロラ)の発生源または異名です。ハマグリがアクビすると、月は満月となるという連中が言うのでしょう。
5中国の社会と民族。Aが老いた兎が虎を生んだという。Bがついぞ知らなかったと。(吉田隆英「月と橋」平凡社) ・・・なんのことか、解説は在りません。
・・・七海は5年経って今日気づく・・・子、丑、寅、卯、辰、巳・・・の順番を逆に回す奴です。大歳:木星(12年周期)は、はじめ逆回りで、年を記念していました。Aは、昔話を加工して言ったのでしょう。冗談ながらの表現ですが、なにもかも知った奴Aでした。どことなく浦島太郎の臭いがします。その理由は、一年を十倍しても同じです。兎の寿命10年が経てば、虎になると。さらに、月に兎が居るようにした帝釈天を奴Aは知っていました。中国の月には、スッポンとカエルがいるのに、これを言わないから、インドを知っている連中です。事実、中国製かどうか不詳の「兎が踊る鏡」が中国で出土しています。日本では、月と兎が有名で、スッポンとカエルが月に居る話の方は、あまり知られていない。なんたることよ。
宿題、卵が割れると、生まれる子の絵を描きなさい。ひよこの絵を描く子供は、現在ではまずいない。怪獣・恐竜を描く子供が多い。
6水玉は、なぜ丸いのか。水が、三態するのはなぜか。鳩は水面を鏡と知っているのか。
7卑弥呼を日御子と言う先学。歴史好きが出典をあげずに、追随していう。しかし、日御子とは、なんのことですか。
8 M・エリアーデがいう天空神。しかし定義は一切ありません。太陽神を信仰しているところは、文明度が高いという。・・・この点、みなさんは、如何に解されますか。
とりあえず、茅の輪を最初に潜ったアンポンタンのスサノオを贈呈しておきます。
日の暦だけでなく、月の暦、金星の暦、木星の暦、土星の暦も可能です。中国の暦は、最終的に19年に7閏月(旧暦:太陰太陽暦)でした。月と日の組み合わせで、月を知り、日も知る暦です。月がなければ、月見草ほか、咲かない花あり。そしてカニは、産卵できません。
9地神スサノオは、なぜ日の神や天照大神の宮殿・田畑で糞が出来たのか。・・・・さー、困りました。
・・・書記に答えがでています。・・・ホホデミの段、地下(地平線の下)から上がれば地(つち)のかげがある、という表現です。これを説明できますか。
地球の歩き方・・・・ところで、方向の「あっち」とは、どこですか。
先学は南方から船で倭人が来た、北方から騎馬に乗って倭人が来たという。
南方・北方とは、具体的にどこですか。また、船という乗り物と馬と言う乗り物は、大海原、大砂漠をつっきり、気象が乱れる時以外、間違いなく目的地へ到着します。
前2070年以前、高辛氏の時代に南海(東のこと)へ渡った人身狗頭の人、この人は、小笠原諸島:扶桑國に居ます。ここへ、505年、インドのカシミールから来る人あり。507年、扶桑国は、梁朝へ朝貢しています。(南史)
犬の信仰は、狼を含めて、世界的です。チベット地方のマスティス犬は、古代オリエント、アケメネスペルシャ、ローマへ導入されています。
中国の西のバクトラから、モンゴルの草原を馬(龍馬)に乗って、慶州や日本へ来た百済の連中もいます。海も砂漠を行くのも、天体の動きを知って初めて可能でした。携帯のナビゲ―タ―を持っているようなものでした。
天孫降臨とは、何ですか。偉人は、天から降るのですか。・・・・天と人の相関は、寓言の世界ですが、天と地は対応していました。
天を海に代えると、あっちでした。人の往来が天孫降臨でしょう。
最後に、龍神は、雲ひとつない快晴の日には、どこにいますか。
大局的に観て、地球の水平線、地平線が重要で、上か下か、これが最も大事な話でした。また、知恵ある怖い奴(やっこ)さん、油断も隙もない連中でした。
ナビゲーター・・・上記でナビを出しましたが、何か心当たりはありませんか。とくに伊勢の人、三島由紀夫の潮騒を読んだ人にお尋ねします。
神島のゲ―タ―祭・・・大晦日から元日を迎える祭り・・・グミの木の輪にわらを付けて、これを燃やし、その火の輪を棹竹で突き刺す。これを「日の虫下し」という。・・・・なんのこと?
まず、頭のナビを除外していう癖です。ナビゲーターでした。次の「日の虫下し」は、元日から日食は困るのでしょう。日はコンロの義ですから、鍛冶師スサノオらの後裔が考えたのでしょう。コンロは、その前が、ご飯炊きの「おくど」、産鉄のかまど:「へっつい」です。・・・大陸でのカマド信仰は、スキタイ、月氏、匈奴、鮮卑、元、満族と連綿と続いていました。
では、おくどを説明して下さい。・・・・狗奴でした。呉音でも拘奴(くど)です。前に「お」をつけるのは、呉の人です。おそらく、越も同じでしょう。さらに、久度山となる。ナビゲーターの意味は、まだあります。神奈備山の三輪山です。大山積[三島大明神]、スサノオもこの類です。糞を円錐に積むからです。脱穀後の稲の穂を積み上げるのと掛けています。そして上賀茂神社の円錐形の砂山は、地鎮祭の砂山にも応用されたのでしょう。
ついでに「おまえ」は、京都の御前通りの御前(おんまえ)からの由来です。御所さんの前の義です。むかし、東京の山手の奥さんが、「おまえ」という穢い言葉を使ってはいけませんという。・・・この奥さんは、無知識の人でした。
天地の相関は、これで一旦終えます。