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天下御免の夢中人=南無ちゃんは、今日も元気で明るく楽しく逞しく生きてゆく。

方位角を検出するメカニズム

2019-12-09 19:48:43 | アマチュア無線
 EME用アンテナの方位角を電動シリンダーで操作しようとしています。市販のローテーターを使うのが一般的ですが、ゆっくり(超低速で)回したいのと安く作りたいという理由から自作しています。
 当初は3軸磁気センサーで方位角を検出するつもりでスタートしましたが、ドリフトが大きいため使えそうにないので、ポテンショメータ(可変抵抗器)で方位角を検出することにしました。



 ネット通販で、ポテンショメータとそれに適合するプーリーをおよび引きばねを購入して、写真のような方式でアンテナマストの方位角を検出することにしました。プーリーにはゴム製のOリングのようなものを使いたいのですが、Oリングの取り外しが面倒なので、スプリング(引きばね)で引っ張ることにしました。アンテナマストはぐるぐると何回も回るものではなく、せいぜい90度程の狭い範囲で回転させるだけなので、スプリングが邪魔になることはありません。
 プーリーに掛けている黒い紐状のものは、RG-58A/U(同軸ケーブル)の切れ端です。これで、なんとかスリップもせずにマストの回転角度をポテンショメータに伝達することができそうです。もしも、マスト(単管パイプ)側でスリップするようなら、サンドペーパーでもテープで張り付けて対策したいと思います。プーリー側は接触面積が大きいので大丈夫だと思います。
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