8月にブドウ(デラウェア)を販売していたので、支払通知書なるものを手にしました。その明細から手数料を逆算すると、約23%になっていました。4年程前、会員になった時の説明では、野菜や果物の販売手数料は15%ということでした。昨年は道路が通行止めになっていたりして、殆ど道の駅に出品しなかったので、何時からそういう手数料になったのか不明です。何時から手数料を値上げしたのか、根拠は何かを道の駅に問合せしています。(まだ回答は得られていません。)
町内にある別の直売所(青空市)に電話して販売手数料について尋ねると、15%という回答でした。気に入らなければ、道の駅に出品するのは止めて青空市に出品するまでですが、23%の根拠については納得の行く説明をしてもらいたいものです。
もしも、消費税率8%を手数料に上乗せして23%だというのなら、大きな間違いだと考えられます。消費税の納税義務者である道の駅が納付する消費税の納付税額は、「売上の8% - 仕入れ高の8%」なので、或る品物を100円で販売した時の納付税額は、手数料である15%の8%であり、1.2円に過ぎないのです。
今朝の山陽新聞の1面には、大東建託のオーナーに対する消費税未払いの件が大きく取り上げられていましたが、これと同様のことのように思えます。
道の駅はバイヤーという強い立場を悪用して、仕入れ先である零細な個人農業者をいじめている構図です。税務署や公正取引委員会は、このような事例を見過ごすのでしょうか?