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Free Serial Port Splitterを使ってみた

2022-11-01 17:45:23 | アマチュア無線

 以前から無線機をCAT(CIV)で操作するCOMポートが複数のアプリで共有できないことに不満を抱いていました。
 FT8を使用する時には、USB接続されたIC-7851のCOMポート(私の場合COM3)をJTDXで使うように設定しているので、自作のログソフトでは同じCOMポートをオープンできないため、COMポートのオープンが失敗した時には周波数やモードは手入力するように変更していました。FT8の時には、JTDXでLogQSO画面でOKボタンを押したときに、ログソフトの側で周波数やモードなどのログデータを受け取るように改造したので、それ程不便ではありません。しかし、JTDXを開いている状態で、DXペディション局などとSSB/CWでQSOした時には、周波数データやモードを手入力する必要がありました。
 物理的に1つしかないCOMポートを複数のアプリで共有できたら、このような手間を省くことができます。
 10年位前に、VSPEというソフトを使ったことがありましたが、その頃はFT8もなく、コンテストログであるN1MM+と自作のログソフトの両方を起動した時に不都合だと感じるくらいでした。コンテスト中に自作のログソフトを起動することは殆どなかったので、自然に使わなくなってしまいました。その頃もお試し版はフリーだけど期間限定とかの制限があったように記憶しています。現在、VSPEは32ビット版はフリーですが、64ビット版は有償($24.95+VAT)という扱いになっているようです。

 そこで、他にソフトで良さそうなものを探してみたところ、Free Serial Port Splitterというを見つけたので、早速ダウンロードして試してみました。
 https://freeserialportsplitter.com/

 一つのCOMポートを複数(実際には2つ)のアプリで同時に利用できるようにするには、SplitモードをShareモードがあるようです。私はShareモードに設定してみました。Shareモードは、一つのCOMポートを複数のアプリから多重オープンできるというものです。

 設定の最中に、有償バージョンへの勧誘が度々でてきましたが、その都度お断りして、リアルなCOM3ポートを仮想ポートCOM1に割り当てました。無償版ではCOM1以外への割り当てができませんでした。
 JTDXと自作ログソフトの両方に、COM1ポートを使用するように設定変更して試してみたところ期待通りの動作をしました。ログソフトでは周波数やモードなどのデータを受信するのみで、無線機に対して何かを設定するようにはなっていないこともあってか、特に問題は今のところ生じていません。
 VSPEの場合、自動起動の設定が必要なようなので、Free Serial Port Splitterの場合はどうなのかと思って再起動してみました。PCを再起動後、JTDXを起動したところ正常に起動し、無線機とも連動していました。その後、自作ログソフトを起動すると、こちらも正常に起動し、無線機と連動していることが確認できました。Grace Period 4daysと書いてあるのが気になります。4日後には使えなくなるんでしょうね・・・?!
 よくよく調べてみると、有償版は$89.99もすることが分かりました。ひぇ~!!
 https://www.hhdsoftware.com/serial-port-splitter
 Free版は、有償版の拡販用ツールということなのでしょうね・・・失礼しました。ちゃんちゃん!

 

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