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リニアアンプが壊れたみたいです

2022-11-20 13:08:38 | アマチュア無線

 もう20年以上も前から愛用してるJRC製リニアアンプ JRL-3000Fが遂に壊れてしまったようです。半年程前から調子が悪くて、長時間(1時間以上)使い続けると、偶にアラーム(A1/A4の繰り返し)が出て動作停止することがありました。この症状の場合には、使用を停止して、十分冷却した後(例えば翌日とか)に電源をONにすると普通に使えていました。なので、そろそろ買い替えの時期だなぁと思いつつ、騙し騙しですが使い続けてきました。

 今回は、かつて経験したことのない深刻な状況です。電源をONにした後、PAをONにすると、いきなりアラーム(A1)が表示されます。Vd=0V, Id=48A(ほぼ振り切れ)なので、FETがショートしているのではないかと思われます。

 このリニアアンプの取扱説明書によれば、ファイナルは2SK410×16個となっていて、回路図を見ると4個の2SK410 による増幅回路(250W出力)が2組搭載された基板が2枚あって、4合成されて1kWを得ているようです。つまり、同じ回路が4回路あるので、そのうちのどれか1つでもショート状態になっていれば、今回のような症状になると考えられます。壊れた回路だけを切り離せば、3/4の出力が得られるかもしれません。

 1組の増幅回路(250W)は単純なプッシュプルではなくて、2SK410を2直列にしたものが上下に直列接続されているプッシュプル回路になっています。従って、ショート状態になるには、2直列されている2SK140の両方が壊れている筈です。

 今は、足の怪我を治療中なので、重量物を持ち上げる気力もなく、故障個所の究明もしくは修理依頼をすることさえできそうにありません。従って、DXハンティングするにしても、当分の間リニアアンプなしでやらざるを得ませんのでメンタル的に気持ちが入らないかもしれません。

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