先日高津川に遠征していた時、釣りを終えて竿を仕舞う時に、穂先を折ってしまいました。
不注意で穂先を折ったのは、これで2回目です。以前は、穂先が少し出ていた状態でキャップを締めて穂先を折ったことがあります。今回は、ラインを取り外す際に、力を掛けてしまった事が原因で穂先を折ってしまったのです。この竿は10年以上前に購入した竿なので、既に廃番になっていてスペア部品などを注文することは叶わないでしょう。穂先を自分で修理するか、何か適当な穂先をあてがうというのが順当な手段です。この竿は気に入っていて長年愛用しています。DAIWAのProject Win 銀影競技AirMaster早瀬9mです。匹見川や高津川で使うには丁度手頃な感じです。九頭竜川でもトロ場にはもってこいです。
手を抜いた雑な修理方法としては、穂先にテープを巻いて、ラインが上下に逃げないようにしておくという手があります。応急修理的にはこれで良いかも知れませんが、ちょっと不満が残ります。修理方法を色々考えてみました。
①チューブラ穂先なので、中に竹か爪楊枝などで芯を入れて、上からカーボン繊維にエポキシ樹脂を含侵させたもので巻く
②回転トップなどの部品を購入して、それを刺してエポキシ樹脂などで接着する
③リリアンを穂先に刺してエポキシ樹脂などで接着する
④替え穂先を購入する
⑤手持ちの穂先で適合するものを流用する
この中で最も安直なのは⑤の方法です。ということで、手持ちの部品を色々物色したところ、BINGOなものがありました。実は、この竿はお気に入りで、過去に2本購入したことがあります。その穂先が完全な形で手元に残っていたのです。折角そういうものがあるので、これを使わない手はありません。ということで一件落着。色々考えた修理案は全て廃案です。