なまず++の徘徊日記 Ⅲ(自然と野鳥gooブログ版)

キノコ、粘菌(変形菌)、花、蝶、トンボなどと野鳥写真のブログです。

何だ? 箕面徘徊 5/28ぶん

2016-05-28 21:21:25 | 自然観察
何日か前、林道の切り通しに雪のような感じのものがあったらしく・・・でも翌日は、消滅。 今日は、雨の後なので条件が似てるので、またあるかも・・・っつうことで、見に行ってみました。

※ この正体不明物体 ながぴい氏から教示がありました。これは、Chlomerosporium属の不完全菌です。チャワンタケ類のPeziza ostracodermaなどのアナモルフ(不完全菌)で、検鏡するときれいな二又分枝を繰り返します。とのことです。 

調べて見たら チャワンタケの学者さんらしいサイトに
Peziza ostracoderma Korf  焚火跡に生じる小型のチャワンタケ類。
子嚢盤は浅い椀形、縁はやや内側に巻く。直径 4-15 mm。 子実層面は黄褐色ないし茶褐色、初めは油を塗ったようなつやがあるが後にはつやは無くなる。

との記述が・・・ この無機物っぽい物体が、まさかキノコとか見掛けカビ由来とはびっくりですね。
ドラゴンクエスト風に言うと知識経験値のレベルが1ポイントあがった?


う~ん 確かに遠目に見ると雪っぽい感じ・・・


TG-4 顕微鏡モードでめいっぱい接近して更にズームして写すとこんなん


最近粘菌ばっかり見てると粘菌バカみたいになってるせいか、粘菌?なんて思ったけれど・・・


何か無機質っぽいんよね。気温20℃以上で雪が残るわけ無いし・・・


何かの塩の結晶にも見えます。


考えられるのは、冬場大量に撒かれた融雪剤の塩化カルシウムとかそのような物が土の中から溶け出して高湿度で条件良く再結晶したとかじゃないかと・・・ まあ 何でもええけれど、雪の結晶の一部とか氷みたいできれいじゃね。


※ TG-4 FD-1 顕微鏡モード
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする