院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

民主主義の限界

2007-01-10 13:25:07 | Weblog
 民主主義は人事システムとして最悪のものである。

 どこに幹部を民主的に選ぶ会社があろうか。そんな会社は即座に潰れるだろう。

 映画スターやスポーツ選手が政治家になる。これが民主主義の宿命である。ある程度、成熟した国なら、そのような者が一部に混じっていてもよい。中和されてしまうからよい。

 フィリピンのエストラーダ元大統領を見よ。フィリピンは直接選挙で大統領を選ぶにはまだ成熟していなかったのである。

 民主化すると国が弱体化する。独裁主義にかなわない。だからアメリカは他国の弱体化を狙って民主主義を輸出しようとしているのではないか。

 独裁主義は必ずしも悪ではない。江戸時代300年の太平は、独裁主義によって実現した。世界の国々を見ても、独裁国が多い。民主国は一部の先進国だけである。

 チャーチルが言っていた。「民主主義は最悪の制度である。でも、それ以上の制度が見つからない」と。

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