院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

中日新聞が熱排水について報道した

2011-05-20 13:37:53 | Weblog
 原発で本当に恐いのは、放射能ではなく熱排水であると、再三この欄で述べてきた。
(2009-01-14,2009-02-14,2011-03-02,2011-05-02)

 マスコミも国民も、福島原発事故以来、放射能ばかりに目が行っている。

 ところが今朝の中日新聞愛知県版では、熱排水に触れていた。あっぱれである。

 記事は、北海道唯一の原子力発電所・泊原発近辺の海水温を30年以上計り続けている斉藤武一さん(58)を取り上げている。

 斉藤さんによれば、近辺の海水温は0,3度上昇して、150mほどの深さにいたスケトウダラが、今では200mまで深く潜っているという。

 放射能ばかりではなく、これから熱排水にも目が向けられるようになれば、原発に関する国民の考え方も変わってくるだろう。

 事故ではなくても、原発が運転され続けるかぎり、熱排水は出され続けることに注意を喚起しておきたい。

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