goo blog サービス終了のお知らせ 

院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

医療者はむだ口をつつしむべし!

2017-07-25 17:54:50 | 医療


医者や看護師は針刺しなどの処置に失敗しても何も言わない。黙ってやりなおす。無駄な心配を患者に与えないためだ。

臨床検査技師や放射線技師も所見について言わない。検査結果を聞いても「主治医に聞いてくれ」と答えるのみである。

私の印象だが、処置に失敗したときに一番むだ口が多いのは臨床工学技士ではないか?彼らは医療機器の取り扱いが専門で、患者には意識がないことが多い。だから、「しまった!」とか「あれ?」とか言ってしまうのだろうか?もし患者に意識があればドキリとする!

もっとも自分が患者になってみて、たんなる印象だけを述べてしまう看護師に出会った。彼女は私の皮膚が「黄色いかなぁ」(つまり黄疸が出ているかなぁ?という意味)と言った。こちらはシロウトではないから、血清ビリルビン値が正常なので黄疸が出るはずがないと知っている。

これがシロウトさんなら、看護師の何気ない「黄色いかなぁ」の一言でどれだけ不安になることだろうか?


 ※私の俳句(夏)
    トンネルの暗きを出でて梅雨晴れに

惑星間航行は可能か?

2017-07-25 08:17:20 | 科学

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Ui_yVYwXjDY" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>


他の惑星への移住は今の技術では無理なようだ。時間がかかりすぎるからだ。

生物は無重力下での長期滞在ができない。植物は重力がなければ葉を上に根を下に伸ばすことができない。

宇宙飛行士が宇宙船内で自転車こぎなどをやって筋力を保とうとしているけれども、筋力は保たれても無重力下では(先日述べたTCAサイクルなどの)生体反応系がうまく働かないことが分かっている。つまり、なぜか(食物などの)物質代謝が十分にできないということだ。

この事実はロシアもアメリカも、とっくに知っている。しかし、国民の夢を消してしまうから発表しないのだろう。

惑星間航行にはワープ航法などの革命的発明が必要である。


 ※私の俳句(夏)
    梅雨晴間網乾かしてゐる漁村