goo blog サービス終了のお知らせ 

院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

うなぎコーラを飲んでみた

2015-08-08 14:35:30 | 食べ物

(うなぎコーラ。Youtube より引用。)

 今年の土用の丑の日(7月22日)に、上の写真の「うなぎコーラ」なるものが発売されたので飲んでみた。結論はうなぎの味も香りもない普通のコーラだった。でも面白いからヒットするかもれない。

 ラブホテルの冷蔵庫に入れておいたらどうか?マムシは抵抗があるが、うなぎならよいという客がいるかもしれない。

 うなぎ関係で外せないのは浜松・春華堂の「うなぎパイ」である。これにはうなぎの粉末が入っているらしいが、やはりうなぎの味はしない。ただ、ふつうのパイ菓子としておいしく、浜松と豊橋にしか売っていないのでお土産に便利である。しかも、軽い。


(中央がうなぎパイ。春華堂のHPより引用。)

(「うなぎパイ」を初めて食べたのは大学時代、友人の下宿でだった。いまでもそうだが、「夜のお菓子」と銘打っていたから、友人と興味津々で食べた。そのときは、これほどヒットするとは思わなかった。)


※老人ホームにて詠める

  み仏に似てきし母の風姿なり失禁はされぬと介護士の言ふ (豊橋市)中里ひとし

マクドナルドを応援したい

2015-08-08 11:17:51 | 食べ物

(台湾のマクドナルド店員。Youtube より引用。)

 マクドナルドのハンバーガーはおいしいと思う。30年ほど前には小さい子供を抱えていたから、夕飯がマクドナルドということが結構あった。あまりに売れすぎて、肉にミミズが使用されているとの悪意の風評を流されたこともあった。

 それでも私はマクドナルドを支持してきた。早くて便利でおいしい。今後も贔屓にしたいと思うが、今回の中国での不潔な不祥事はいけない。でも問題はチキンナゲットだけだったのだ。そこでマクドはチキンナゲットをすぐに販売停止にすべきだった。ここでケチる場合ではなかった。

 経営陣はチキンナゲットには根強いファンがいるという大義名分を唱えて、ナゲットの材料を中国産からタイ産に移した。これが大失敗の経営判断だった。日本人は中国産とタイ産の違いが分からない。(マクドナルド経営陣は、多くはないのにファンがいるという口実で、チキンナゲットを売り続け、けっきょくすべての製品の信用を落とした。「小」にこだわって「大」を失ったのだ。)

 アメリカ人の女性社長をかかえていては、日本での復活はないかもしれない。彼女の弁明や演説は「なにも分かってないね」という印象を与える。

 マクドナルドよ再起せよ。そしてむかし、女の子がマクドの売り子になれれば、花嫁就業、礼儀作法の教育をされ、お嫁の貰い手に不自由はしないと言われたころの実力を復活してほしい!


※今日、勝手に気に入った短歌

  冷房が嫌いだなぞと贅沢を言ひし父祖父酷暑に逝きぬ (豊橋市)中里ひとし

外国産ファストフードの嚆矢

2015-08-08 05:10:13 | 食べ物

イオンモール下田の公式HPより引用。)

 ファストフードで、日本にもっとも早くはいってきたのはピザではないか?というのは私が中学生のころ、父親が友人と「ピッツァなるものを食べてくる」と言ったからだ。当時はピッツァと呼ばれていた。父親は「要するに西洋お好み焼きだ」という感想。

 マクドナルドよりケンタッキーフライドチキンのほうが、日本に入ってきたのはじつは早い。まず大阪万博で実験店ができた。私が高校生のころだったか、友人宅に行ったら彼がチキンを食べている。骨付き肉というのは、それまで見たことがなかったから、なんだか大きな魚のフライを手で骨を取りながら食べているようで、野蛮に見えた。


※最近詠んだ短歌

  万巻の書物を読んで来たりしが啓示受くるは師の一書のみ (豊橋市)中里ひとし

「因果関係」再考

2015-08-08 00:06:02 | 科学

(燃料電池の仕組み。ShowaDenko のHPより引用。)

 「物理学に因果関係はない」 (2013-08-26) と聞いて、心底理解できたわけではないが少しは膝を打つところがあった。渡辺彗の『知るということ-認識学序説』(ちくま学芸文庫)にも似たようなくだりがある。

 私流に解釈すれば、化学的な言辞「水素が酸素と反応すると、すごい爆発が起こる」というのは(どちらが先という)因果関係を表していない。「水素と酸素の反応」が原因で「すごい爆発」が結果ではないのだ。

 「水素と酸素の反応」と「すごい爆発」は同じことを別の言い方で言っているに過ぎない。「爆発」がイコール「化学反応」そのものなのだ。科学的な言説にしてそうなのだから、私たちの日常語はトートロジー(同語反復)の洪水なのかもしれない。

(典型的なトートロジーは新聞社の「明日は休刊日に当たりますので、朝刊を休みます」である。休むから「休刊日」と名付けたのではなかったか?)


※長歌を詠んでみた

  巷なる中学校の教室にイジメ意地悪多けれど情厚き子も少なからざり (豊橋市)中里ひとし