本城陸上クラブは(市民ジョギングもあります)、「今より成長を目指して」が指導方針です、特に長距離は専門です。

「本城公園」拠点に小中学生から大人までのランニング活動チーム
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続思春期の体「体重管理」

2010-03-03 | 管理者の小言
私が、当初走りだしたころの目的は減量でとにかくやり方はわからなかったのでエネルギーの消費を目的に走りました。

最初に減量に取り組むと、厚着をして汗を出し少しでも体重計に乗った時に少ない数字を期待し頑張ります。
本当は、その後に水分補給したら元に戻り汗にはビタミン・ミネラルが含めれているのでその繰り返しにより栄養過多、乾燥肌や貧血などを引き起こす可能性や精神的に周りのことが見えなくなり本来の正しい方向性から逸脱することもありました。
その時は、1か月で65kgの体重を60kg、3ヶ月で52kgまで落としました。
顔はげっそり、覇気もなくなりやらなくては症候群に取りつかれたようです。


現在では、自分の体重の5パーセントの減量を1カ月以内にやるとよくないといわれています。体重50kgの方で2.5kg以内に抑える必要があります。

減量するとは、本来体脂肪を落とすことです。
体脂肪1kgを落とすのに必要なエネルギーは約7000kalと言われています。
体重60kgの方でウォーキングを60分で約250kcal ジョギングでは約500kcalを消費します。

すると、体重50kgの方が1ヵ月間毎日歩いて体脂肪1kg、ジョギングで2kgを減らすことができます。

その中で、体力が付いてくると今までなかった筋力が付き足の筋量が増えます。
すると一時的に筋肉量の体重増加がありますが、それも少しの我慢です。
筋肉は脂肪の1.5倍の代謝による消費が望めます。
もう少し我慢したら筋肉の代謝による部分の消費が始まりますので二重の減量効果を望めます。
ただし、部分痩せといわれるものは非常に難しく、見える部分からだんだん見えない部分へと痩せていき、最後におしりの裏、ウエストの後ろなどがなくなっていきます。
特に、胸などはすぐに落ちていきますのでよいか悪いか。
眼の下にクマができるような減量はやりすぎです。
夜に行う腹筋などは効果を増大させます。
先日も書いたとおり、朝食をしっかり取り、昼にエネルギーとなる糖質、夜に野菜などのミネラル、ビタミンをしっかり取るとよいでしょう。

私は、減量目的でしたのでジョギングはいつもノルマでしたが、これでは生き甲斐がありません。
楽しみながら、楽に少しずつ減らすことを目指してください。
数か月もすると、ランニングの能力が上がり楽しさも増してくると思います。

実際、減量を始めてから4年後にマラソンをしようと勧められ、たばこをやめ本格的にトレーニングを始めたのが30歳でした。
高校時代の体重は55kg、減量を始めた時が65kg、減量後最低が49kgまで落ち、39歳くらいからは体重のことは考えず本来の目的マラソン練習ができる体の維持のため、体力をつけることを考えて何でも食べていますので57kgくらいです。
減量かマラソンか、ジョギングか目的に合った内容をおねがいします。

現在学生の方でこの先時代を担っていかれる方は、今の状況下で頑張り、結果だけにこだわらず本当に自己ベストのだせる年齢(25歳プラスマイナス3歳)を定め、目標に向かって頑張ってください。
日本記録を出した方々も学生時代にはそこそこ位の記録や結果しかない方のほうがほとんどです。
そして、競技だけでなく人間の成長をさせてくれる指導者に巡り合ってください。
私個人の考えでは、中学高校時代に駅伝をやらずに個人で成長できるような環境でやってもらいたいです。
あくまでも、その人の持った実力を付けながら。


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