本城陸上クラブは(市民ジョギングもあります)、「今より成長を目指して」が指導方針です、特に長距離は専門です。

「本城公園」拠点に小中学生から大人までのランニング活動チーム
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第16回「マラソン練習」

2008-10-28 | マラソン練習
私の場合・・・10月26日の「水辺マラソン」でほぼイーブンペースで最後まで走りきれた。
 後半の10キロはペースアップできた。
 かつラスト2.195kmも上がった。
 今の実力では走りきれた。
 目標のタイムで行くためにはハーフまでのスピードアップが課題。
 そのためには10kmや5kmの追い込んだスピード練習が必要。
 苦しいところで我慢する練習ですね。
 これで、11月23日の「大田原マラソン」で試してみる。
 その結果から後半の失速があればスタミナ面を修正、目標ペースでハーフを通過できなかったらもう一度ハーフまでのタイムアップを図る。
 そして12月21日の本番「防府マラソン」に挑みます。

皆さん・・・今年は11月2日の「福岡シティマラソン」と「下関海峡マラソン」を調整に使い12月の「防府マラソン」人が多いと思います。
防府マラソンの関門が4時間に拡大されたことによりずいぶん記録狙いで参加しやすくなったのではないでしょうか。

 そこで、福岡シティマラソンではベスト狙いで走り、海峡マラソンは走りきる練習の大会として8割くらいに抑えて前半を行き、後半に余裕があれば少しペースアップをしてみる走りをしてみてはどうでしょうか。
前半を8割で行くといっても、レースですからついつい頑張ってしまうとは思いますが、そこを今回は試しに後半上げるつもりで楽に走ってみるのです。
これこそが本来のマラソンの走り方に近いのです。
42.195kmの長い時間(どんなに早くても2時間30分くらいは市民ランナーならかかる)を集中した状態で走り続けることは無理です。
1 勝負は後半にやってくる。
  前半はいかに体力の消耗を抑えるか。
  気象条件や自分の体調を読み利用できることは利用する。
  無駄な力を抜きエネルギーの無駄使いをしない。
  ここぞと思ったところで1回限りの勝負をする。(最後まで抜き返されないこ とが前提)

2 疲労をとった状態でスタートラインに立ってみる
  いつもの練習は頻度もよく、そして走行距離も結構いているはずです。
  最後の週は50kmから70kmくらいに走行距離を落として、前日などは完全休養などしてみるのです。
 走らなくても積み重ねた者はいきなりなくなったりしません。
 それよりも、やりすぎによる疲労が取れない状態のほうが悪いのです。
 ついつい、不安から走りすぎてしまうのです。

3 エネルギーをどれくらい補充していたら十分なのか。
  これは車のガソリンと同じで、効率の悪い走りをすれば燃費が悪いし、無駄なくマイペースで走れば燃費は良いのです。
かと言って、それぞれに目標タイムもあるわけだから仕方がありません。
 しかし、そこに間違いがあるのです。
 目標タイムとはどのようにして決めるのか。
 いろいろな文献から10kmの何倍とか、ハーフのタイムの何倍とかありますが、トレーニングができていてこその係数です。
 スタミナ練習ができてなく、スピードだけの人では計算がたちません。
 そこそこ練習の出来た方なら、ハーフのベストに10分足した時間では走れるでしょう。
 持久力のある方は、もう少しいけるかもしれませんが最後のぎりぎりのタイムは走るペース設定もぎりぎりの場合があり、その時の体調や気象条件他に左右されることも頭に入れておく必要があります。
 私は、目標設定をしてあげるときにはその2分から4分クリアできるように練習を積んで気象条件などにより目標が達成できないことがないように考えています。
せっかく長い期間かけて練習し犠牲にしたこともたくさんあるでしょう。
だから狙ったレースでは狙ったタイムを出してもらいたいです。
そのための貯金は必要と考えます。

そのためには、やはりその時の実力を確実に把握しておく必要があります。
それは練習がすべてであり、練習以上の事はマラソンでは出にくいです。
いや、出ないことのほうが多いですね。

練習では、本番のつもりで、本番は練習のつもりで走る事を進めます。

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