令和3年11月13日(土曜日)
中津江振興局で開かれた「上・中津江地区公共福祉施設整備に関する住民説明会」を傍聴しました。
この事業は、上津江のすぎっ子こども園と中津江のなかつえ保育園を、また、上津江と中津江の高齢者生活福祉センターを統合し、中津江の池の山にある中津江ホールの敷地内に建設しようというものです。
2月10日に上津江で、2月22日に中津江で開かれた住民説明会には顔を出さなかった市長が出席していました。
今日は、基本設計案が固まったとのことで、住民説明会が開かれたようです。議論の詳細はお示しはしませんが、多くの御意見をお聞きしました。
市長は、閉会の挨拶で、「スピード感を持って進めたい」と言いました。また、「御理解をいただけないところもあろうかと思う」とも言いました。
新聞報道で市長から、委員会での質疑で担当部署からも「12月議会に中津江ホールの解体設計の予算案を提出したい」という意向が伝わってきます。そうであるならば、3月議会のように、地域住民の意見集約や合意形成を図らないまま、「生煮え」の状態のままで、予算案を提出するようなことは、絶対にないと信じています。
今日は、この事業が、中津江の高齢者生活福祉センター(安寿苑)の再建だとの意味合いの発言もありました。もちろん、3月と今を較べて、市の取組が進んだ部分もあるはずです。より多くの上津江、中津江両地区の住民の皆様の御理解を得られるよう、市長をはじめ執行部は、もっともっと汗をかくべきだと思います。