令和３年11月17日（水曜日）
日田市議会教育福祉委員会が開かれ、出席しました。
９月定例会に提出された「中津江ホール解体・廃止方針の再検討と同ホール存続に関する請願」については、慎重に検討し、結論を出すべきとの意見で一致し、継続審査という取扱いにしました。今日の委員会は、この請願についての閉会中審査でした。
福祉保健部と教育委員会から、多くの職員が参加しての審査となりました。請願者である中津江ホールを愛する会への対応、先週土曜日（13日）に開かれた中津江地区での住民説明会の結果、事業に対する今後の方向性について、執行部から説明を受け、質疑を交わしました。
上中津江地区福祉保健施設移転整備事業。
３月議会に予算案が提出された際、議員側から２つの修正案が提出されました。そして、原案に賛成する議員は一人もいませんでした。執行部の事業の進め方がまずかったことに他なりません。
あれから半年以上が経過し、今なお、しっくりした話とはなっていません。なしか？
執行部からは、地域住民の理解を得る努力をする、説明を尽くすとの発言があり、ぜひとも、そうしてほしいと思います。
そして、何よりも、住民の一定程度の理解、納得を得られた上で、予算等を議会に提出してほしいと思います。これまで何度もあったように「生煮え」の議案を、議会に放り投げ、判断を迫られても対応に困ります。
２月、当初予算の説明資料である『予算に関する説明書』に上からシールを貼って、事業名を変更したという出来事がありました。そのような小細工は必要ありません。明確な方針、一貫した説明こそが必要です。
３月議会の時とは、客観的な状況が異なっている部分もありますので、よく把握し、今後の推移も見守りながら、しっかり判断したいと考えています。