１０月２７日、最近の風潮に危惧する処があり、第２次世界大戦時の戦争や
銃後の守りとして言葉に表せないくらいご苦労をされた様々な、そして貴重な
資料が展示されているピース大阪（大阪国際平和センター）を久しぶりに尋ねました。
私は昭和２４年生まれで戦争体験が全くありませんので、兵士らの戦争体験記や
侵略された側の立場、強制的に慰安婦にされた本人からの話等いろいろ学ばせて
頂いていますが、これからは特に若い学生や子供達に平和の問題を落ち着いた
環境の中で学んでほしいものと思います。
小学校や中学校の義務教育で平和教育（人権侵害の最たるものが戦争である）の
充実を願いますし、そのためには教える側の教師の力量が問われます。
平和問題≒戦争・紛争、経済侵略問題等について関心の薄い教師は、しっかりと
問題意識を持って、現代史について学んでほしいものと思います。
教育の果実は子供達が成人してからジックリと表われくるものではないでしょうか。
（写真は銃後の守りとして組織された国防婦人会のタスキ、夫を戦地に見送る母と
妻・子供の何とも云えない表情、天皇・皇后両陛下の御真影を納めていた
防火対策をされた立派な奉安殿・・いずれもピース大阪の展示品）
『関心のある方は是非とも見学をお勧めします。
ピース大阪へはＪＲ環状線・森ノ宮駅下車スグ、中央区大阪城２番１号
問い合わせ電話０６－６９４７－７２０８』