地方議員年金制度廃止に憂う

地方議員年金制度は昭和３７年に創設されたものであるが、平成の大合併などで多くの議員が減少し必要な年金財源が枯渇する事態を迎えたことが制度廃止（平成２３．６．１）に至る大きな素因です。しかし、私は地方議員の年金制度は大変重要なものであると考えています。
規模の大きな政令指定都市や中核市ともなれば、殆んどの議員は専従に近い活動をされているのではと思います。私自身もその様な日常活動となっています。
公務員が立候補する際はその時点で退職しなければなりません。年金は共済年金から国民年金に変更します。当選しましても国民年金しかありません。それが嫌ならば、民間企業に就職しながら議員活動をすることになりますが、そのような好条件で活動させて頂ける企業は殆んどないのではないでしょうか？
勤労者層の支持基盤を大とする民主党政権でありながら、経済的に優位にある人々しか地方議員に立候補できないことになってしまわないだろうかと心配しています。
戦前の様な金持ちしか議員ができないことになるのではと危機感を持っています。
年齢を重ね議員を辞めたときに国民年金では、家族を養うことが現実問題として出来ないことを憂うものです。
私は地方議員の期間中は地方公務員共済年金制度の特別会員として加入できるよう法律改正をするべきであると考えます。ほぼ専従状態で地方議員活動をしている方達も生身の人間であり大切な家族も居られます。全ての国民の一生涯を見据えた年金制度（年金一元化含む）を創設されるべきであると思います。民主党中央にはシッカリと取り組んでほしいものです。こんなことでは勤労者層を代表する民主党若手地方議員が減少してしまいますよ！

津波・高潮ステーション見学

５月２８日午後より標記施設を見学。この施設は府立施設であり多くの家族連れが来館されていた。コンパクトな施設であるが台風災害や地震・津波災害の影響について学ぶことができる。特に子どもたちへの教育施設としては十分であると思います。勿論、大人もですが。堺市議会に災害に強いまちづくり調査特別委員会が設置されまして私も委員として活動することになりました。現在ある防災計画の再検討が必要であると考えています。
（写真は津波・高潮ステーションにて見学中の中井議員）

府労連結成６０周年お祝い申し上げます。

５月２５日、大阪府労働組合連合会（大阪教組・府従・府水労・自治労府職）が１９５１年（昭和２６年）に結成され６０周年を迎えられました。心よりお祝い申し上げます。私のような者までご招待を戴きましたことについて本当に恐縮しています。前執行委員長である新居晴幸氏から最近の闘いについて報告方々の祝辞を聞かせていただきました。
労働運動如何にあるべきかを改めて考える挨拶でもあったかと思います。働く者と府民の為に府労連の今後とものご活躍をご期待申し上げます。
（写真は自宅に咲いていた皇帝ダリア）

堺・行基の会２３年度会員総会

この度、標記会員総会が開催された。堺・行基の会は堺生まれで多大な社会貢献事業を成し遂げた行基の功績を称えると共に行基の生き方から今を生きる人々が学ぶべきものがあるのではないだろうかと云う視点で活動しています。記念講演として鳥井俊作事務局長から「平城京遷都に行基集団はどう協力し活動したか」・・藤原氏専横の時代と題して講演された。７１０年が遷都であり、この時点では行基集団がまだ活動していなかったのではないか？等の意見もあり、又　藤原氏一族が如何にして権力を握っていったか等なかなか興味深い記念講演会でありました。
行基や古代史等に関心のある方は是非とも堺行基の会にご加入ください。
問合せは
堺行基の会　会長吉田　靖雄
住所・堺市中区毛穴町４６２－８
電話番号・０７２－２７１－５９７２
発足・平成６年９月
入会資格
年会費３０００円を納める人
行基・仏教・古代史を学びたい人