9月1日に本会議でソレイユ堺を代表して私がこの案件(議案第80号堺市鉄道軌道整備基金条例の一部を改正する条例について)に対して問題提起した。質疑内容はホームページの議会活動参照して下さい。
9月12日~13日にかけて堺市議会建設委員会が開催され、様々な意見がありましたがソレイユ堺の池尻議員(民主)が討論で概ね以下の様な意見表明を行いました。
『今定例会に上程されている議案第80号及び議案95号についてソレイユ堺を代表しまして討論を行ないます。まず、議案第80号堺市鉄道軌道整備基金条例の一部を改正する条例について・・今般のLRV(低床車両)の一編成導入経費の負担について、堺市鉄道軌道整備基金から、拠出できるようにしようとする条例改正は、阪堺電気軌道株式会社に対して巨額の税金投入に対する説明責任を未だ十分果たしているとは云えない中、基金本来の活用趣旨を損ない、基金財源の枯渇にもつながりかねないものである。よって、議案第80号については反対するものである。』・・・建設委員会ではこの議案80号に対して共産党以外は全て反対で1対6で否決となった。本会議でこの議案は否決されることでしょう。
議案第95号平成23年度堺市一般会計補正予算(第2号)についても様々な会派間の意見があった様ですが、最終的に以下の様な討論をソレイユ堺の池尻議員から行なった。
『わが会派は昨年、阪堺線の存続および、阪堺線の自立支援のための今後10年間にわたる50億円の補助について、5項目にわたる我々、議会からの要望決議に対する回答、及び詳細な事業計画や費用対効果などの検証をすみやかに行なうことを要件に賛成を致しました。
その後、要望決議についての回答がなかなか、されない中、今回、我々、議会にとりましては唐突に提案されました議案第80号及び第95号について審議せざるを得ない状況となりました。
ソレイユ堺としては、今回の環境と利用者にやさしい低床車両であるLRVの導入に向けての補正予算については、大綱質疑でも我が会派の二人の議員からも発言をさせていただいた通り、LRVの購入についてはこれを推進することを要望しております。
LRVの導入によってさらなる阪堺線の利用者数の増進も期待することができると考えます。
しかしながら、今回の補正予算の承認にあたり、今後は我々 議会と当局及び専門家などによって、ワーキングチームなどを設置し、今後の事業計画や費用対効果など、又、議会からの5項目の要望決議についても、ともに研究、審議し50億円の血税が有効に使用されることを強く要望しておきます。又、今後の議案提案についても、市民の信託を請けている議会を尊重し、十分な説明と議会側の準備が行なえるように、誠意のあるタイムスケジュールをもって臨んでいただくこと。これは当たり前のことでありますが、堺市及び堺市議会は二元代表制に基づきながらも、常に堺市民のための政策を実施していくことが使命であります。以上のことを要望した上で、今回の議案第95号に対する賛成の討論と致します。』・・・建設委員会では議案第95号について賛成はソレイユ堺・自民党議員団・共産党の各委員。反対は公明党議員団・維新の会堺議員団となり、4対3で可決されました。