7月4~5日で岩手県陸前高田市・大船渡市・宮古市・山田町・大槌町・釜石市の6市町を民主党地元議員方々のご案内で津波被害の甚大さや課題等について視察させていただきました。民主党堺市会議員5名と大阪17区辻恵地元秘書の渕上氏の6名で視察。
平常時ですと、それぞれの自治体に視察要請しますが、自治体職員自身が被災に遭われていますので、とても視察を要請することは出来ません。
しかし、議会で地震・津波等の災害対策に取り組むには、東日本の大津波被災状況を知らずして議会審議に臨んでも十分な成果を出せないと考え、大変激務で議員活動なされています民主党地元議員さんのご協力を仰ぎ視察させて頂くことが出来たものです。
大阪府・和歌山県・高知県等では何時なんどき、東南海・南海地震が発災するかもしれません。
堺市の湾岸エリアでは津波被害が想定されていますし、どの程度の津波が襲ってくるのかも解りません。市内部の人口密集地に例えば6メートルの津波が襲った場合どのような被害が出るのでしょうか。この度の視察から学ぶべきことが多くありました。今後の議会活動に反映させ安心・安全な減災のまちつくりに努力したいものです。
(写真は僅か6分間程の津波で町が消え、多くの生命も失われ、被災から何を学び今後に活かさなければならないか等について説明いただく陸前高田市議)
(海岸近くに建設され人気のあった老人福祉施設。津波で屋上まで浸かり100人余の人命が失われた。若い職員が入所者を非難させる為に車椅子で非難準備している時に津波に襲われた。いざと云う時に避難しにくい人々を入所させる施設は津波被災心配のない高台でなければとの説明も聞く)