１級建築士等による犯罪事件に驚愕

連日、テレビや新聞等にて取り組まれている国会証人喚問事件が報道され続けている。
私たちが生活していく上で、住宅・自動車・衣服・食料・保険等様々な恩恵を受けて日常生活が成り立つのであって、その暗黙の大前提としてそれぞれの商品が安全であると云う信頼関係が樹立されていてこそのものである。
この度の様に、安全な住宅等の建設に責任を持つべき設計士や建設業者が悪巧みを企み生活の拠点とも云うべき住宅を利潤追求のみに矮小化し、全くひどい欠陥住宅にし暴利を貪っていたことが判明。私のような凡人には想像すら出来ないことである。直接に殺人をしていないだけであり、少しの地震で倒壊してしまうことになればどんなに多くの尊い生命が奪われることになるか？　形の変わった大量殺人と同じではないのか？その事について関係者がどんな責任をとれるか？　
立法が想定していないケースならば必要な法整備を早急にやり、悪質で無責任な拝金主義者を徹底的に罰していただきたいものだ。

堺市の区役所名称問題について

平成３年に堺市が支所行政を実施。当時、支所名称を市民公募で募り、学識経験者も含んだ委員会で支所名称が決定された経緯がある。
来年４月を持って念願の政令指定都市昇格を果たすことになる。今議会に区名称を定める条例議案が提案されている。堺市にある７箇所の支所がそれぞれ区役所になる。提案によると一部エリアで堺市堺区○○町と云うような住所が出来ることになる。
堺市は明治２２年に市政施行し以来１４次に渡り編入合併を繰り返して来た歴史がある。
「堺」の名称は８３万全市民の誇りとも云うべき名称であり、一部地域の区名称として制定しなければならない積極的なメリットは無いのではないか？と考え議会にて質問したものである。今議会で、条例議案が可決される見込みであるが、堺区の名称制定が今後に問題を残すことがないよう祈るのみである。