立川です。
だんだんと秋らしくなってきましたね。
私の心は妙に淋しく、もの悲しく感傷的な気分に浸っております。
どうして秋になるとこんな気分になるのでしょうね?
そしていつ頃からこんな感情を覚えるのでしょう?
息子の大介が6歳の時、屋上に上がって、
二人できれいな秋の夕焼けを見ていたことがあります。
その時の私は夕焼けの美しさに感動しながらも、感傷的な気分にひたって、
誰でもいいからこの気分をシェアしたくなり、そばにいる息子に
「ねえ、大ちゃん

そして、大介はきっぱり一言「全然!」
どうやら聞いた相手に無理がありました・・・・。
こんな感情は酸いも甘いも経験した者だけが知っている感情なのでしょう。
そして、かっての幼い息子も13歳になり声も変わり、
顔にはニキビもちらほらの思春期に突入しており
そろそろ、そんな大人な感情も少しは芽生えたかな?と思い、
先ほど、「ねえ、大ちゃん秋になると妙に物悲しくなったりしない?」と聞いてみました。
そして返ってきたきた返事は一言「全然!」
6歳の時とまったく同じ返答に・・・・のけぞってしまいました

反抗的なくせにまだまだガキなんだから!
昨日知り合いのミュージシャンの方が、自分の父親の誕生日に、
大好きな海の映像とそれをイメージした音楽を作曲してDVDにまとめて、
プレゼントしたそうです。お父さんはとても喜ばれたそうです

そのDVDを私にも聞いて欲しいと言ってくれて、メールで送ってくれました

さっそく、聞いてみると、これが実に今の私の感情のつぼにはまって、
聞きながら気が付くと涙がぼろぼろでした

彼のピュアなハートから生みだされた音が私の心を癒してくれました。
私も感情が豊かなほうなので、気持ちが上がったり下がったり忙しいけど、
これってとても幸せなことです。
気持ちの落ちが大きいほど、その反動で喜びも大きくなります。
最高の喜びを得るためには、最悪を経験しなくてはいけないのですね・・・・・。
つらいなあ!こわいなあ!
でも耐えるしかなんだね。
がんばろーっと
