ナジャハウス スタッフブログ

フラメンコ衣装制作・レンタルの「ナジャハウス」のスタッフブログです。

最高級の群舞衣装

2022年11月25日 | メルマガ

立川です。

こんにちは。

ナジャハウス ではこだわりのオートクチュール衣装を日々作っていますが、

それはソロ用でのご注文がほとんどです。

群舞の場合はレンタルか、お手頃な値段のオーダーのケースが多いのですが、

そもそも群舞になると皆さんの衣装に対する好みや価値観も違います。

 

なんといっても一番揉めるのはお金絡みでしょうね。

お金があっても衣装に対してはお金を使わない人もいれば、お金はなくても、

できるだけ自分の好みの衣装を着たくて、なんとかお金を捻り出す人もいます。

 

そんな人たちの集まりですから衣装を、決めるのに時間がかかりますよね。

ですから多くの場合先生のアドバイスに従って決めることになるようです。

 

しかし今回の群舞のお客様たちには私も驚きました。

 

1番最初に代表者さんからお問合せをいただき

「総刺繍の衣装は高額だとは思いますがどれくらいの値段でしょうか?」

私は当然ソロ用の衣装だと思いましたが、総刺繍となると

お金も時間もかかり現実的ではないことを伝えました。

 

そしてもう連絡は来ないだろうと思って、

すぐにそのお問合せのことは忘れてしまいました。

 

しかし、1ヶ月ほどして再度連絡をいただき、イメージ写真も送ってくれました。

白のバタデコーラでボディ下半身部分に

華やかな花柄プリントがあしらわれていました。

そしてこの花柄プリントの部分を刺繍でできますか?と聞いてきたのです。

 

しかも3人の群舞だとのことで、どうやら本気モードを感じたので、

私も本腰入れて考えてみました。

 

総刺繍はとても大変で高額になるので、刺繍レース生地と刺繍モチーフを

組み合わせて総刺繍風にする路線で提案してみました。

もちろん刺繍レース生地も海外製も含めずいぶん探しました。

 

 

この状態でお見せしたらお客様たちは大喜びでテンションMAXでした!

 

 

もちろん揃いものとしては別格のクォリティで

お値段も1着オートクチュール並みかそれ以上です。

 

そして出来上がった群舞衣装がこちら

 

 

それぞれにカンカンの色も変え

グラデーションにしました。

これもお客様たちのご希望です。

 

刺繍の入れ方も三人三様で体型に合わせて刺繍やモチーフの

入れ方も変えました。

 

やはりこれだけの衣装ですから3人とも衣装負けしないよう

一生懸命練習されたようで本番は3人の息がぴったりでとても見応えのある群舞でした

 

 

さらにこの中のお二人は別のキラキラゴージャス衣装も作っています。

 

 

こんなゴージャスな衣装を作る人たちってどんなセレブ?

と思う方もいるかもしれませんが、皆さんOLさんだったり

自営の経営者さんだったりです。

 

独身だったりシングルマザーだったりですが、

自分たちが1番楽しくて輝けるものだけに時間とお金をかけて、

人生を充実させたいのだと3人ともおっしゃっていました。

他は質素な生活しても自分の好きなことだけには妥協はしないで

人生の質を上げたいのですね。

 

確かに3人とも楽しそうで衣装に対してもワクワクで本番の後も

出し切った表情がとても印象的でした。

 

あれもこれもにお金を使い過ぎないよう妥協ばかりの人生を過ごしている人も多い中で

潔い生き方を選択している人たちなんだって思いました。

 

今できる最高のことを勇気を持って選択しているって素敵なことだって思い、

私も刺激を受け、今は好きなことを最優先しながら人生楽しんでいます。

 

以前はお金を使うことに躊躇いがあったのですが、

今は好きなことだけには抵抗なく使えるようになりました。

そうするとなんだかどんどん楽しいことが引き寄せられてくるから

あら!不思議!

これも宇宙法則なんですかね?

群舞の3人とも同じようなマインドって珍しいことですね。

類は友を呼ぶっていいますから、ナジャハウスもその仲間に

入ったのかな?

 

さて、断捨離セールの告知となります。

日程は1224日の土曜日と25日の日曜日となります。

クリスマスのお忙しい時ですが

気に入った衣装をご自分にプレゼントしてはいかがですか?

アミーゴス会員様限定になりますのでまた後日、詳細、パスワードなどを

会員様宛にメールにてお知らせします。

この機会に会員登録もお勧めします。

それではまた次回お楽しみに。立川でした!

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久々!ビフォーアフター

2022年11月11日 | リフォーム

立川です。

こんにちは!前回のブログで書いたように、ベランダ菜園に

打ち込み過ぎてブログを書く時間というより、心の余裕がありませんでした。

衣装制作の仕事も忙しくいつも追われている感じですが、やっと少し

落ち着きまして、久々のリフォームビフォーアフターをお届けしたいと思います。

 

今回のお客様はお手持ちのジーンズのスカートを衣装として使えるようにしたい

とのリクエストでした。

このスカートは伸縮性もありシルエットが綺麗でカッコ良いので愛着もあったようです。

スカートを途中でカットして下の部分をフリルで埋めてフラメンコ衣装にする構想でした。

スカートのフリル部分は生地の組み合わせでイメージが変わるので

色んな組み合わせを提案しながらお客様のイメージに寄せていきました。

(赤白の水玉はどこかに入れたいとのご希望はありました。)

結局、とてもフラメンカだけど可愛いだけでなくシックな柄の生地で

引き締めることによって大人可愛い路線に落ち着きました。

さらに、スカートフリルのレース部分の生地でふんわりとしたブラウスも作りました。

ぴったりタイトなマーメイドラインですが、十分に伸縮するので

踊りやすい衣装に仕立てることができました。

お客様も気に入っていただき、着用写真も送ってくださいました。

ジーンズのスカートなら世の中に沢山あるけれどリフォームしたこのスカートは

世界に1着だけのオリジナル作品となりました。

 

昨年もジージャンを衣装にリフォームしましたが、ジーンズってとても

カジュアルな普段着ってイメージですよね。

なので普段見慣れたジーンズが衣装になるととてもオシャレで驚きを覚えます。

私的には年代物のジーンズをアレンジした衣装って

他にはない魅力を感じかっこいいなって思います。

ただ、リフォームしてもバランスが悪いとむしろ

野暮ったくなるので気を付けてくださいね。

 

ジーンズ生地は衣装だけではなくバックや小物も素敵です。

 

これもまた以前のブログで公開したものです。 

ジーンズではないけど野球選手のユニフォームから

バッグを作りました。

このように愛着があってもちょっと飽きたものとかは別の形で活かせば

グーっと価値が高まりますね。

着物や帯、そしてジーンズ、色んなものから別のものを生み出す

リフォームは楽しいお仕事です。

それではまた次回!立川でした

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生活が変わりました

2022年11月07日 | 立川

立川です。

大変ご無沙汰しておりました。

最近は生活が変わり、ブログもお届けできない状況でした。

この数年間の激動の中、ナジャハウスも押しつぶされないよう

踏ん張って色んなチャレンジをしてきました。

今年になって世の中が少しずつ動き出したのと同時に

フラメンコやベリーの業界も動き出し、それに伴いナジャハウスも

急に忙しくなり、少人数のスタッフのお尻をペチペチ叩きながら

戦闘モードでずっとやってきました。

 

しかし、さすがに私も疲れてきて、気持ちを癒したくて

かねてから憧れてずっとやりたかった家庭菜園を思い切って

始めたのです。

やり始めると仕事で感じる喜びとはまた別の喜びだったり感動を

覚えて今はかなり真剣に取り組んでいます。

家庭菜園と言っても畑があるわけではないので

ベランダや屋上に所狭しと色んな植物を育てています。

 

↓ 小さなベランダ菜園

以前は野菜は土に植えておけば勝手に育つくらいの認識しか

なかった私ですが、今では家庭で出る生ごみは全て堆肥に変えて

良質な土づくりからやっていてすっかり農婦のおばちゃんですよ。

野菜や果物栽培って本当に奥が深く、大変だけど毎日成長していく

様子を観察しながら世話をする喜びって最高!

そして形が不気味でも、収穫したものを食べる喜びも最高!

といっても、実は失敗ばかりしていますけどね。

今朝も朝目覚めてすぐに愛する野菜たちに会いに行ったら

ピンポン玉ぐらいまで順調に育っていたカブが正体不明の虫に

喰われているではありませんか!!それも一夜にして!

野菜栽培は虫と天候との闘いなんだって痛感します。

野生の動物とかはいないのでそこは楽ですが。

今はまだ初心者なのでいろいろ学んでいるところです。

 

そんな金のかからないささやかな喜びに包まれながらも忙しく

しておりましたが、秋になって野菜などの世話が少し

楽になり、ブログを再開する時間もできました。

 

スタッフの何人かは辞めていきましたが、新たなスタッフも入り

心機一転です。

新ブランド「najanaja」のデザイナーだったルアナも

旦那さんとイタリアに移住し、キャンピングカーを買って

ヨーロッパの山々を放浪する生活を始めました。すごいですよね!

不安でいっぱいの旅立ちだっただろうけど、夢をかなえ

そして自由でいいですね!

旦那さんはPCがあれば生活できるスキルを持っているので

大丈夫だと思います。

他のスタッフもそれぞれ楽しいことを見つけenjoyしています。

そんな近況でございました。

 

そして近日中に久々のビフォーアフターをお届けしますね~

お楽しみに!

断捨離セールもやりますが日程が決まりましたら

またお知らせします。

ではまた次回!立川でした

 

 

 

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2022年初のビフォーアフター

2022年01月05日 | リフォーム

明けましておめでとうございます。

今年はナジャハウス  37年目となります。

数々の危機もあり、今だってドキドキハラハラな状況ではありますが、

1日1日がとても貴重に感じる今日この頃です。

なのでどのようなお仕事にも愛を込め、そして皆様に喜んで

いただけるよう私たちもより一層努力していきたいと思っています。

そんなことで本年もよろしくお願いいたします。

 

さて本日は2022年、最初のビフォーアフターとなります。

今回はなんと!大島紬のリメイクとなりますよ。

 

大島紬といえば最高級の織物で

それで仕立てた着物は100万200万円は当たり前です。

 

実は、私は知らなかったのですが

大島紬は世界三代織物の一つなんですって。

詳しくはこちらから

https://dime.jp/genre/874518/

 

お客様の持ち込まれた大島紬の着物も100万円だったそうです。

昭和の高度成長期には飛ぶように売れていたけれど、

昨今では需要も激減して、とても希少価値商品です。

その着物がこちら。

この着物を全部ほどいて布だけにします。

反物ではないので細い部分や短い部分も多いですね。

 

普通ならストンとしたチュニック風なものにリメイクしますよね。

それでデザインしてみたのです.........

ところが、お客様のリクエストはドレッシーな

ロングドレスです。

 

着物の反物の巾はだいたい36cです。

ですからこのデザイン画のように仕上げるのは

さすがに不可能に思えました。

生地が全然足りない💦

しかもお客様は恰幅の良いマダムなので、

生地もそれなりにかかります。

 

本当にできないものだろうか?

でも.......100万円の大島紬の着物ですよ。失敗したらどうしよう?

眉間に皺寄せ、何日も考案し続けたけど、

答えが出てきません。

 

最悪、袖は半袖。

スカート丈も七分丈になるのは

仕方ないかも。

 

ダメもとで風合いの似たダミーの布で仮縫い用に

作ってみることにしました。

首のフリルはできるだけ大きくとのリクエスト。

このダミー衣装をまた分解して、

ほどいた状態の大島紬の布に嵌め込んでみました。

 

工夫に工夫を重ね、どんなハギレも捨てずにフリル部分に使ったり

もう、ほとんどマニアックなジグソーパズルみたいで面白かったです。

 

そして、出来上がった作品がこちら。ご希望のたっぷりなフリル。

なんとスカート部分にもフリル付けることが出来ました。

袖も長袖が実現できました!

 

大島紬は絹糸から反物にするまで気の遠くなるような工程の繰り返し。

さらに蚕から絹糸を作るところからずっと想像してみると、

どれだけの職人が関わってきたのかなって感慨深くなりました。

 

もう着ることもなくなった着物をこのようにリメイクして

また着ることが出来るようになるなんて素敵なことです。

 

お客様には存在感たっぷりの最高級大島紬のドレスで舞台に立てて、

喜んでいただけました。

 

私もいつか使われなくなった着物たちを集めてキルト作品作ってみたい

という夢が湧いてきましたよ!

それではまた次回!立川でした。

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「naja naja」新作ストーリーラスト

2021年12月21日 | 新作発表会「naja naja]

立川です。

「naja naja」は昨年の夏にデビューしました。

コロナで今までの仕事がバブルのように弾け、消えてしまい

なにをやったらよいのか分からず八方ふさがり状態でした。

心は不安で不安で一杯だったけど、私が落ち込んでいたら

アトリエの空気も重くなります。

とにかく、じっとしていても苦しいだけなので

なにか楽しくなることをしようとなんの計画性もないままに

立ち上げたのが「naja naja」でした。

そんな「naja naja」も今回で5回目となります。

思い付きで始めた割には続いていますが、

これからも、いろんなテーマの作品をスタッフと一緒に

作っていきたいですね。

 

そして、ダンサーのクララさん本当に素敵でしたね。

さて、これまでルアナとコンちゃんの作品を見ていただきましたが

ラストは山ちゃんの作品となります。

山ちゃんのフラメンコ愛はとても深く、大地の土臭さを

感じる踊りを見ると目がハートになっちゃいます。

衣装への創作意欲は誰よりも強く、どん欲に学んでいますよ。

山ちゃんのコメント

テーマがpassionと聞いて、直ぐにあの爆発する様な

ジプシーの踊りを想像しました。

私がナジャハウスで働いているのもそれが、たまらないから。

今はコロナで実際にジプシーの踊り見たくても出来ないご時世。

映画やYouTubeを見たり、本を読んでは、昔昔自由に移動生活しながら

色々な文化を取り入れてフラメンコになっていく過程を想像したり、

今でも黒海地方の方でこれはどう見てもジプシーの名残りではないかと思うような

民族的な洋服を着ている人達を見たり、イスラム文化との繋がりを

感じたりしながら今回の衣装をデザインしました。

山ちゃんのジプシーへの憧れがこの衣装にギューッと

詰まっています。ワン工程ごとに悩みながら作り上げた

衣装には魂が宿っています。

コインがチャラチャラ、チャーミングな衣装ですね。

クララさんも自然と自分の中の野性味が現れて

踊りもカッコよかった!

山ちゃんの衣装も16万円(税込)となり

希望サイズにカスタマイズして作り直すことができます。

 

そしてこの5回目の「naja naja」新作動画を作りました。

衣装の動きや自然をバックにしたクララさんの踊りも

お楽しみください。

 

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