9時48分、大日山35号墳に到着。
6世紀前半の和歌山県最大の前方後円墳で、墳丘の長さは約86m、基壇という墳丘の下の壇の長さは約105mあります。
前方部を南に、後円部を北に向けており、後円部には西側に入り口を向けた横穴式石室が造られています。
横穴式石室には石梁と石棚があり、大谷山22号墳とともに初期の岩橋型石室の代表例として知られています。
玄室は長さ4.33m、幅2.38m、高さ2.85mで、石梁は板状の石を水平方向に張り渡しています。
大日山35号墳では、平成15~17年度の発掘調査により、東西にある造出と呼ばれる突出部から大量の形象埴輪が出土しました。
翼を広げた鳥形埴輪、両面人物埴輪、胡ろく形埴輪といった日本で初めての形象埴輪が3種類確認されており、注目されています。
墳丘の上に高圧鉄塔が建ってます。
そして大日山の山頂が墳丘の天辺にあります。
古墳も山の一部という事でしょうか?
それにしても三角点にある標高の看板が141.8mと154mの2つあるのは何故でしょう?
おそらく141.8の方が正解の様ですが、もしかして古墳の墳丘抜きとありの2種類でしょうか?
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