天の気は【癸(みずのと)/水性・陰】は冬を表すが、癸の寒さは表に見えない。だから景気は上がってこないように見えるが、実際に金融は良い。銀行に蓄えられて回らなかったお金がマーケットに出てくるから、株価は上がらないのに、世の中にお金が出回る。ボーナスを多くもらう人もいれば、今日の生活が苦しい人もいる……というふうに貧富の差が広がって、『一揆(反逆・反乱)』が起きる。ところが、初志貫徹すると言えたら『揆一』となり、リーダーシップを発揮できる。つまり、目標があるなら「初志貫徹」することだ。状況が悪くとも、方向転換せずにつらぬきたい。7月は周囲の反対があって自分の意思を通せないと、組織が空中分裂してしまう。リーダーとして見限られるか、強引に引っ張っていく力があるか。『揆一』に分があるから、押し込みたい。リーダーとは「二人以上を引き連れている人」のことをいうから、二人が何を言おうと「ついておいで」と言える事が大事。どこへ行くか(目標)が明確ならば、自信を持ってそう言えるはず。つらぬき通す力が『揆一』であり、それを天は求めている。恵方【丙(ひのえ)】は思い切り手を伸ばせという意味がある。だから目標に向かってグッと手を伸ばして、あきらめないこと。先が見えなくても、状況が不利でも手を伸ばす。冷え切っているからと弱気になるとご利益は期待できない。
地の気は【未/土性・陰】に月建。『未』は木に枝葉が生えて、向こうが見えない状態。見えないものが来るから未来という。だから、未来は自分で決めたい。決められなくて「いったいどうなるんだろう?」と不安に思っていると、その不安通りの事が起きてくるし、とくに経済については「どうなるの……?」という不安が大きいから、しっかり目標を定めて、「ここへ行きたい!」と目標を声に出すことが大切だ。現状がどうあれ「やる」と声に出してやれば、古い問題が解決される。逆に古い問題を解決しないまま、自信がなく目標を言葉に出来ない人は、全てが止まるし、それはものが見えていないからである。きちんと目標が見えていて、それを言葉で示せたら、それを天地(宇宙の気と地球の気)が応援してくれる。また【卯】に天道がかかり、『芽』を表す。声を出した者には調和ありと書いてあるから、っ黙って動くのではダメ。リーダーが何をやりたいのかが明確であることと、それを声を出して「あそこへ行くぞ!」と言うと調和が取れる。それはすでに芽が出ていて、天(目標)につながる道となっている。リーダーに目標が見えていて、ついていく方は「リーダーがそう言うならついていこう」という状態になったら7月は合格。
人の気【六白金星(ろっぱくきんせい)/金性・陽】でリーダーシップが問われるが、この時に強引さは必要ないし、「なぜついてこない?」と責めなくていい。責めるとその不満に対して暗剣(凶)が動いてしまう。「大丈夫、ついておいで」と伝えたいし、もし過去に損をさせたり、まずい点があれば、そこはすぐに省みて、「それは悪かった」と言えることが大切だし、リーダーの務めでもある。リーダーである以上は、全ての責任は自分にあると知っておきたい。責任が取れないと、人間関係に腐りが出てしまうし、「なぜ私ばっかり」と心の調和が取れず、問題が大きくなってしまう。北に【二黒土星】がいるから、人間関係は時間をかけて地道に対応したいし、組織であればメンバーの話をじっくり聞く姿勢が大事。目標を示しても動かないなら、ちゃんとメンタリング(心の整理)をしてやる必要がある。そうやってお互いの心を明らかにし、心を通い合わせることが大切で、とくにメンバーに中年男性がいる場合は面倒を良く見てやること。
一白水星(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
50点。衰運で火水の関係となるから、だからちょっときついかもしれない。感情的対立をあまりしない一白は、言わない分、感情を内に閉じ込めてしまう。そんな一白が7月は調子に乗りやすく、人を人とも思わないぞんざいな態度になるなど、人間関係はこじれやすい。心を整えてこなかった一白からは人が離れ、自分の心を鍛えてきた一白は受けることができる。面倒くさいと思う相手が出てくるが、そこは聞き流す、受け流すといい。「また?」と言いたくなるような、流れを止められるような事が起きてくるし、そこで一白の弱点が明らかになる。7月はコツコツ地道にやって、答えを早急に求めないことが大事。堂々巡りのように元に戻され、同じ事をやらされるが、それを地道にこなしていこう。それで人がついて来れば、行ができたという証。目の前に来たものに対して流さずにじっくり考える事で、エネルギッシュな力が自分の周りを取り巻き始めるし、その結果、何かしら新しいことが始まる。
ニ黒土星(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
50点。二黒は北(最衰運期)に落ちている時は、逆に高運に感じるから過ごしやすいし、また7月は本宮に『天の気・未』を背負っているから、高望みしていい。北の一白には「裏・雇用」という意味があり、二黒には「従順」という意味がある。引率役ではなく、本当に裏方の役が回ってくるから、その役割に関して、ちょっと欲張ってみてもいい。積極的に裏方に回ると良い。北にいる時は唯一、表に出なくて良い。ところが、裏方だけど声を出さないといけない。やるならちゃんと「やります」と声に出したいし、そうすることで相手に安心感を与えられる。自分のリーダーに「させていただいてよろしいですか?」と確認していこう。奉(たてまつ)って、許可をもらう。その確認作業が大事で、不決断(決断できない)を持つ二黒だが、声を出せば決心が生まれてくる。さらに二黒にとっての本来の自分の姿を見つけるチャンスでもある。
三碧木星(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
70点。三碧は良い感じで、問題やトラブルもいろいろある三碧だが、それを気にしない強さがある。そんな三碧が南西(高運期の入り口)にくる7月は思い切って何かを始めたい。一度あきらめたものか、憧れているものをビジョン化して歩くことに月建あり。さらにビジョンを持って、心の中の問題を処理して行けば心の調和が取れるし、天への道に通じると書いてある。ところがそれが苦手な三碧は、つい手前勝手な受け止め方をする。持ち前の軽さが処理を浅くする。だからもう二段深めて欲しい。「懺悔(気づき→感動→反省→決意)」をしっかりしたい。それを心がけていくことによって、九紫の世界「先を見通す力、物を見抜く力」が身につく。
四緑木星(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
40点。責任感が足りない四緑が、今月は「責任感を持つ」と腹を決めると天道(目標への道)につながる。「大丈夫、私が全部責任をとります」と言えたら大きく化けることができるし、経営危機から突然、金策が上手く回るようになることだってある。天道はつなぎ目のない、長いエスカレーターに乗るようなもので、真っ直ぐ登っていく。そこに乗れるか乗れないか。四緑は無責任であるため、人がついていけなくなる。四緑は思い込みが強いだけで、先(目標・ビジョン)が見えているわけではないが、この四緑が責任を持つと言えたら、先が見えてくるし、人がついてくる。
五黄土星(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
80点。五黄は南東にくると良い感じになるが、だからこそ調子に乗りやすい。自分の力でどうにかなっていると思いがちだが、それで過去に失敗したことがあるはず。変なリーダーシップを取り始めるが、五黄はどこまでも番頭役であることを忘れてはいけない。「おかげさま」の心を忘れると、誰もついてこない。五黄は名番頭、名参謀と言われるから、物がしっかり見えていることが大事。最大吉方の九紫は「分別」だから、後ろからついてくる人に振り向いてまであれこれ構うのは、目標が見えていない証拠。また、後ろに来る人がいることに安心感を持って、その人を責めることを目標としているのは、孤独からくる依存。その心に気づく良い時期だから、意識して過ごしたい。
六白金星(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
100点。六白は次の衰運に落ちていく時の準備をすでに始めたい。調子が良くて見えなくなる傾向が強い六白は、白夜のようなつもりで調子に乗っていると北西、西の衰運期になったときにツケが回ってくる。六白は止まっていても進むから、後ろに向かって進むくらいの心持ちで、どこまでも謙虚に努めたい。その中で不満が出てきて、人を叱責するのはアウト。喋らなくて良いが、指示を仰がれる。その言葉が全部ヒットするから調子が出て、どうにも止まらなくなるから気をつけたい。だけど7月は六白らしくなれる月。天は仰ぎ見る、圧倒的な差がある。それが安心感や責任感になる。十分に仲間もいるから、「大丈夫」を合言葉に自分が責任を取って後押ししてやるといい。
七赤金星(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
100点。来年に向かって良い感じの七赤は、ここでひとつ決着する。中宮は頂点に来て水平飛行している状態で、次は下に落ちていくのだが、七赤は北西に来ても水平飛行の状態。なので、今のうちに目標をちゃんと決めておきたい。行く場所によって軌道が変わるから、今のうちに軌道を上げる。見えないままで行くと凶、見えてくると吉。本宮に八白が廻座し、「引退」の上に「変化」が乗るから、今までと方向性が変わってくる可能性がある。だがそれは天の導きによる変化だから個人の実力ではない。陽運気にある七赤は目標をかなり大きくしておくといい。
八白土星(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
70点。ちょっと疲れが出てくるが、その疲れの元は不完全燃焼。高運なのに全部出し切れていない感じがある。それがここにきて、ピントがガチッと合ってくる。その結果として、実際に金銭的な利が出てくる。大事なのは、疲れているなら一旦荷を全部降ろして、飲みに行ったり食べに行ったり、カラオケに行くこと。とくに家族との夕食の時間は大事にしたい。何かから離れたいと思うのは危険信号。不測不満が出そうになったら、友人知人と飲み食いしてカラオケに行く。そこに実質的な金銭的喜びが出てくる。人によって度合いは違うが、6ケタから始まって7~8ケタと余分な利潤が生まれる。そのお金は友達と飲みにいったりしてパッと使うと良い。
九紫火星(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
30点。九紫はクールダウンして無理をしたいし、そろそろ陰役に回っても良い。補佐に回って、足りないと思ったところで「足りない」と言わず、スッと手を出してやる。責任から、焦って声が大きくなったり叱責したりするが、補佐役に徹すると良い感じになる。ちょっとした穴を埋めて、気を回していく。気の回らない人がいたら自分が気を回す。だから人の面倒をよく見てあげること。これまでをまず止めみる。それは地味だが、地味なことができるようになる。大衆のフォローで細かいことをしていくことになる。それには支えてくれるものがあるから、まずは自分の基盤がはっきりしていることが大事。人を支えてみて、自分を支えてくれる存在がわかる。そういう謙虚さが強みになる。
地の気は【未/土性・陰】に月建。『未』は木に枝葉が生えて、向こうが見えない状態。見えないものが来るから未来という。だから、未来は自分で決めたい。決められなくて「いったいどうなるんだろう?」と不安に思っていると、その不安通りの事が起きてくるし、とくに経済については「どうなるの……?」という不安が大きいから、しっかり目標を定めて、「ここへ行きたい!」と目標を声に出すことが大切だ。現状がどうあれ「やる」と声に出してやれば、古い問題が解決される。逆に古い問題を解決しないまま、自信がなく目標を言葉に出来ない人は、全てが止まるし、それはものが見えていないからである。きちんと目標が見えていて、それを言葉で示せたら、それを天地(宇宙の気と地球の気)が応援してくれる。また【卯】に天道がかかり、『芽』を表す。声を出した者には調和ありと書いてあるから、っ黙って動くのではダメ。リーダーが何をやりたいのかが明確であることと、それを声を出して「あそこへ行くぞ!」と言うと調和が取れる。それはすでに芽が出ていて、天(目標)につながる道となっている。リーダーに目標が見えていて、ついていく方は「リーダーがそう言うならついていこう」という状態になったら7月は合格。
人の気【六白金星(ろっぱくきんせい)/金性・陽】でリーダーシップが問われるが、この時に強引さは必要ないし、「なぜついてこない?」と責めなくていい。責めるとその不満に対して暗剣(凶)が動いてしまう。「大丈夫、ついておいで」と伝えたいし、もし過去に損をさせたり、まずい点があれば、そこはすぐに省みて、「それは悪かった」と言えることが大切だし、リーダーの務めでもある。リーダーである以上は、全ての責任は自分にあると知っておきたい。責任が取れないと、人間関係に腐りが出てしまうし、「なぜ私ばっかり」と心の調和が取れず、問題が大きくなってしまう。北に【二黒土星】がいるから、人間関係は時間をかけて地道に対応したいし、組織であればメンバーの話をじっくり聞く姿勢が大事。目標を示しても動かないなら、ちゃんとメンタリング(心の整理)をしてやる必要がある。そうやってお互いの心を明らかにし、心を通い合わせることが大切で、とくにメンバーに中年男性がいる場合は面倒を良く見てやること。
一白水星(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)
50点。衰運で火水の関係となるから、だからちょっときついかもしれない。感情的対立をあまりしない一白は、言わない分、感情を内に閉じ込めてしまう。そんな一白が7月は調子に乗りやすく、人を人とも思わないぞんざいな態度になるなど、人間関係はこじれやすい。心を整えてこなかった一白からは人が離れ、自分の心を鍛えてきた一白は受けることができる。面倒くさいと思う相手が出てくるが、そこは聞き流す、受け流すといい。「また?」と言いたくなるような、流れを止められるような事が起きてくるし、そこで一白の弱点が明らかになる。7月はコツコツ地道にやって、答えを早急に求めないことが大事。堂々巡りのように元に戻され、同じ事をやらされるが、それを地道にこなしていこう。それで人がついて来れば、行ができたという証。目の前に来たものに対して流さずにじっくり考える事で、エネルギッシュな力が自分の周りを取り巻き始めるし、その結果、何かしら新しいことが始まる。
ニ黒土星(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)
50点。二黒は北(最衰運期)に落ちている時は、逆に高運に感じるから過ごしやすいし、また7月は本宮に『天の気・未』を背負っているから、高望みしていい。北の一白には「裏・雇用」という意味があり、二黒には「従順」という意味がある。引率役ではなく、本当に裏方の役が回ってくるから、その役割に関して、ちょっと欲張ってみてもいい。積極的に裏方に回ると良い。北にいる時は唯一、表に出なくて良い。ところが、裏方だけど声を出さないといけない。やるならちゃんと「やります」と声に出したいし、そうすることで相手に安心感を与えられる。自分のリーダーに「させていただいてよろしいですか?」と確認していこう。奉(たてまつ)って、許可をもらう。その確認作業が大事で、不決断(決断できない)を持つ二黒だが、声を出せば決心が生まれてくる。さらに二黒にとっての本来の自分の姿を見つけるチャンスでもある。
三碧木星(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)
70点。三碧は良い感じで、問題やトラブルもいろいろある三碧だが、それを気にしない強さがある。そんな三碧が南西(高運期の入り口)にくる7月は思い切って何かを始めたい。一度あきらめたものか、憧れているものをビジョン化して歩くことに月建あり。さらにビジョンを持って、心の中の問題を処理して行けば心の調和が取れるし、天への道に通じると書いてある。ところがそれが苦手な三碧は、つい手前勝手な受け止め方をする。持ち前の軽さが処理を浅くする。だからもう二段深めて欲しい。「懺悔(気づき→感動→反省→決意)」をしっかりしたい。それを心がけていくことによって、九紫の世界「先を見通す力、物を見抜く力」が身につく。
四緑木星(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)
40点。責任感が足りない四緑が、今月は「責任感を持つ」と腹を決めると天道(目標への道)につながる。「大丈夫、私が全部責任をとります」と言えたら大きく化けることができるし、経営危機から突然、金策が上手く回るようになることだってある。天道はつなぎ目のない、長いエスカレーターに乗るようなもので、真っ直ぐ登っていく。そこに乗れるか乗れないか。四緑は無責任であるため、人がついていけなくなる。四緑は思い込みが強いだけで、先(目標・ビジョン)が見えているわけではないが、この四緑が責任を持つと言えたら、先が見えてくるし、人がついてくる。
五黄土星(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)
80点。五黄は南東にくると良い感じになるが、だからこそ調子に乗りやすい。自分の力でどうにかなっていると思いがちだが、それで過去に失敗したことがあるはず。変なリーダーシップを取り始めるが、五黄はどこまでも番頭役であることを忘れてはいけない。「おかげさま」の心を忘れると、誰もついてこない。五黄は名番頭、名参謀と言われるから、物がしっかり見えていることが大事。最大吉方の九紫は「分別」だから、後ろからついてくる人に振り向いてまであれこれ構うのは、目標が見えていない証拠。また、後ろに来る人がいることに安心感を持って、その人を責めることを目標としているのは、孤独からくる依存。その心に気づく良い時期だから、意識して過ごしたい。
六白金星(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)
100点。六白は次の衰運に落ちていく時の準備をすでに始めたい。調子が良くて見えなくなる傾向が強い六白は、白夜のようなつもりで調子に乗っていると北西、西の衰運期になったときにツケが回ってくる。六白は止まっていても進むから、後ろに向かって進むくらいの心持ちで、どこまでも謙虚に努めたい。その中で不満が出てきて、人を叱責するのはアウト。喋らなくて良いが、指示を仰がれる。その言葉が全部ヒットするから調子が出て、どうにも止まらなくなるから気をつけたい。だけど7月は六白らしくなれる月。天は仰ぎ見る、圧倒的な差がある。それが安心感や責任感になる。十分に仲間もいるから、「大丈夫」を合言葉に自分が責任を取って後押ししてやるといい。
七赤金星(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)
100点。来年に向かって良い感じの七赤は、ここでひとつ決着する。中宮は頂点に来て水平飛行している状態で、次は下に落ちていくのだが、七赤は北西に来ても水平飛行の状態。なので、今のうちに目標をちゃんと決めておきたい。行く場所によって軌道が変わるから、今のうちに軌道を上げる。見えないままで行くと凶、見えてくると吉。本宮に八白が廻座し、「引退」の上に「変化」が乗るから、今までと方向性が変わってくる可能性がある。だがそれは天の導きによる変化だから個人の実力ではない。陽運気にある七赤は目標をかなり大きくしておくといい。
八白土星(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)
70点。ちょっと疲れが出てくるが、その疲れの元は不完全燃焼。高運なのに全部出し切れていない感じがある。それがここにきて、ピントがガチッと合ってくる。その結果として、実際に金銭的な利が出てくる。大事なのは、疲れているなら一旦荷を全部降ろして、飲みに行ったり食べに行ったり、カラオケに行くこと。とくに家族との夕食の時間は大事にしたい。何かから離れたいと思うのは危険信号。不測不満が出そうになったら、友人知人と飲み食いしてカラオケに行く。そこに実質的な金銭的喜びが出てくる。人によって度合いは違うが、6ケタから始まって7~8ケタと余分な利潤が生まれる。そのお金は友達と飲みにいったりしてパッと使うと良い。
九紫火星(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)
30点。九紫はクールダウンして無理をしたいし、そろそろ陰役に回っても良い。補佐に回って、足りないと思ったところで「足りない」と言わず、スッと手を出してやる。責任から、焦って声が大きくなったり叱責したりするが、補佐役に徹すると良い感じになる。ちょっとした穴を埋めて、気を回していく。気の回らない人がいたら自分が気を回す。だから人の面倒をよく見てあげること。これまでをまず止めみる。それは地味だが、地味なことができるようになる。大衆のフォローで細かいことをしていくことになる。それには支えてくれるものがあるから、まずは自分の基盤がはっきりしていることが大事。人を支えてみて、自分を支えてくれる存在がわかる。そういう謙虚さが強みになる。