新開地音楽祭、夜の7時からの開催で、帰りが遅くなりそう・・と思いましたが、場所が湊川公園と近いし、せっかくピーが遠方から来てくれるのに、この機会を逃すのはもったいない、と行くことにしました。

7時開始の少し前に会場の湊川公園に着いたら、すでに大勢の人が詰めかけて盛況でした。知人によると、毎回多くの人が訪れて盛り上がっているそうですが、音楽祭の事は今まで全然知りませんでした。私と同じくらいの年代や、70代の団塊の世代の男女がそれぞれ背伸びして、ピーの登場を待っていました。
グレーのピシっとしたジャケットを着た ピーが登場。相変わらず細身で颯爽と、カッコイイです。バックバンドは、明月荘仲間のリンド&リンダースの宇野山さん、この方のギターを聴くのは初めてです。最前列で団扇を持って振っている女性の一団、光る棒を持っている人、ピーのファン達も詰めかけているようです。
私達は開始直前に行ったので、人垣のさらに後ろの方で立見です。ステージからは遥か遠い場所なので写メも綺麗に撮れませんでした

最初はお馴染みの洋楽
「ロック・アラウンド・ザ・ロック」 ボブ・ディラン
「風に吹かれて」(多分)声が良く出ていて、力強かったです。タイガース再結成時よりも、声が太くなり良く出るようになったのでは
ピー『沢田が6月25日に古希になります、タイガースの皆で飯を喰おう。残念ながら、今日は僕一人で勘弁してください。』
ピー『タイガースで一番売れた曲です。花の首飾り』(間違いなくそう言いました。)今までトッポ、ジュリー、シロー版を聴きましたが、ピーの歌う
「花の首飾り」は初めて聴きました。出だしは良かったんですが・・、途中で音が外れたのは ご愛嬌(笑) ちょっと高い声は苦しいかなと思えましたが、誰のマネでもない ピーなりの「花の首飾り」だと思いました。
ピー『花の首飾りの裏面の
「銀河のロマンス」、いえ両A面なんですが・・ 僕バージョンで、中国語、レスリー版の英語(ベイシティローラーズ)にアレンジして歌います。』中国語版が一番ピーが調子よく歌っているように聴こえました。
その次の曲は
『青い鳥』タイガースのヒット曲が続きました。
ピー『宇野山さん、ウーニャンとは、もう52年の付き合いです。明月荘ではジュリーとタローが同じ部屋、僕と岸部一徳が一緒に住んでいた部屋の向いに 宇野山さんが住んでいました。今まで一度も同じ舞台に上がったことが無い、52年ぶりに 凄いね!』 宇野山さん『一緒にやろうという事で』
ピー『今日は天気に恵まれて良かった、皆さんのお蔭です。晴れ男です。』
ピー『嵐の櫻井翔は、僕の教科書で中国語を学びました。だから 彼は中国語は上手くない筈です。』ピーの作った曲、中国語の
「三日月」、
「おぼろ月」

「ホンキートンク・ウイメン」久しぶりに聴いて懐かしくて、一緒に声を出して歌いました。ここでピーは退場したかな?ちょっと記憶があやふやだけど、時計を見たら45分経っていました。
アンコールの拍手の後に登場
上着をさっと脱いだら、黒い半そでのTシャツ姿に
年齢を感じさせないカッコよさ、決めてくれました 若いわ~


ピー『タイガースは、この曲がヒットしたんです(最初に売れた曲だといいたいらしい)。踊りの練習をしましょう、立って下さい。僕のたっての願いです。(駄洒落です)』
「シーサイドバウンド」還暦も古稀も過ぎた、昔の青年たちが 皆さん一緒になって、GO!バウンド!と手を振り上げていました。会場の誰もがきっと、若い頃の自分に戻って楽しんでいるのでしょうね。
タイガースをやめ大学に進学し、高校教師を勤めた後に、今また何度目かの新しい人生を歩んでいるピー。古希を過ぎても変わらぬ元気で前向きな姿は、同世代に間違いなく勇気や希望を与えているのに違いありません。
ライブが終わった時間は7時50分頃、時間が遅くなれば途中で帰るつもりが、懐かしい楽曲が続いたので、最後まで聴きました。帰りに地下鉄の駅に向かう途中、ザ・タイガースの面々らしいポスターが

右下のタンバリンがジュリー、似てない・・
ピーはもっと似てない(笑)

午後8時半には家に帰れました。GS世代の私には楽しめた、新開地音楽祭でした(^o^)丿