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③ピーが語るポップスの変遷(その④GSの全盛)

2020年10月29日 | ピー・瞳みのる

その④「GS全盛」タイガースの時代がやって来ました!ヒット曲がいっぱいです!とピーも嬉しそう(^-^)
僕のマリー♪ 


(※ぼくのマリーは、作詞:橋本淳 作曲・編曲:すぎやまこういち、すぎやまこういちさんは先日、文化功労者に選ばれました。)
橋本淳さんに「なんでマリーとつけたの?」と聞いたら、僕の彼女だと言われて、よけい橋本さんのイメージが悪くなった。(※ピー先生、橋本さんにクソミソに言われたのが、忘れられないようです。)


(宇野山さんがいた)リンド・アンド・リンダースは、(僕たちが)大阪に来た時は高根の花だったが、ヒット曲には恵まれなかった。(宇野山さんは、後列の左端です。)

ナベプロには、ワイルドワンズ、アウトキャスト、タイガースという3つのGSがいた。タイガースは一番売れないだろうと言われていた。(故中井マネージャーさんから、ナベプロからは売れると期待されていなかったと、直に伺っています)

B面の「こっちを向いて」はサリーが歌っていて、気持ち悪いよね(笑) でも彼、歌が上手い。最初から最後までオリジナル曲で喜んでもらえるのは、タイガースだけ、橋本先生のお陰かな。(^-^)

シローが8月末に亡くなって、サティスファクションとかビルボード、イギリスのヒットパレードの中から、彼が選んでくれていた。カツミが辞める前から彼が曲のアドバイスをくれていた。奥ゆかしくて、ユーモアが抜群、素晴らしい男を亡くして、逝くのが早すぎる。今度、日本経済新聞に追想というコラムでシローの取材が出ます。

ゴールデンカップスの、マモルマヌー、ルイズルイス加部、シロー、古谷さん、ジャッキー吉川さん、みな71歳で亡くなっている。デイブ平尾、アイ高野、ジャガーズ岡本信も亡くなった。ゴールデンカップスのメンバーは、みんな 飲みすぎ。自分と仲が良かったのは、エディ潘、テンプターズの松崎、松崎は消息不明です。

お酒はやめられないよね、昨日は5件ハシゴした、名前はいえないけど沢田の良く行く店。

ゴールデンカップスの「長い髪の少女」♪を歌う。
どうぞ♪と合いの手が入り、どこから聞こえるの?と注目していたら、なんと教室のスタッフさんが、ピーの歌声に合わせて、合いの手をまじめくさった顔をして入れていたのでした。それに気が付いた生徒たち(私たち)笑いを押し殺していました。いや、スタッフさん歌まで歌わされて、面白かったわ〜(^-^)

エディ潘が初めてTVで歌った時に、デイブ平尾がTVに出る顔じゃないよね~っと言っていたけど、お互いさま!

ジャガーズ「君にいたい」♪曲が終わっても、興に乗ってアカペラで歌い続けるピー。

朝ドラ「ひよっこ」で、若さゆえ~♪を、バカさゆえ~♪と歌詞を変えて歌っていました。


ドラマーとしてワイルドワンズの植田良明、カーナビーツのアイ高野、テンプターズの大口広を意識していた。
カーナビーツの「好きさ 好きさ 好きさ」は日本の方が売れた。(私も好きなこの曲、忘れられないんだ、お前のすべてぇ~♪というアイ高野の絶叫は、一度聴いたら忘れらない、強烈なインパクトがありました。)

「好きさ 好きさ 好きさ」加瀬さんも登場しています。バックにはジャガーズも

レコード版の、まだ若いアイ高野の歌声はインパクト大です。

ピーの講座で語られたGSのメンバーの名前が、たっぷり登場しています。前にも紹介していますが⇒日刊大衆・沢田研二、萩原健一、堺正章…夢と熱狂のグループサウンズ「感動秘話」と「現在」
スパイダースにマチャアキさんが入ったのは、父親の堺駿二さんに頼まれたからとも聞いています。


④GSの全盛、の続きです。
タイガースは全員メンバーが揃っているバンドでしたが、今 現在、メンバー全員が揃うバンドはどこか知っていますか?(私はわからず、会場もシーン・・、知っている方はいたのかな?)
答えは「ヴィレッジ・シンガース」です。
(※「バラ色の雲」は先日亡くなった筒美京平さんの最初の出世作です。清水道夫さんは、真ん中の男性。一緒に参加したJ友さんは、去年 大阪の新歌舞伎座で開催された、「栄光のグループサウンズ」に行かれたそうですが、「ヴィレッジ・シンガース」のボーカルの可愛い顔をしていた清水道夫さん、髪の毛が無くなり誰かわからなかったそうです。清水さんの偽物が出現したのも以前に話題になりました。)
モップス「朝まで待てない」♪(※多分歌った?忘れてしまいました('_') いい曲ですね、阿久悠のデビュー作です。詞がいいね、原稿の締め切りが朝まで待てないと言われたから、この題になったとか?「勝手にしやがれ」とか「時の過ぎゆくままに」いいよね。沢田本人が、阿久悠の詞は好きじゃないと言っていた。
三茶(三軒茶屋)のスナックで、岸部一徳は「舟歌」、ぼくは「ズンドコ節」、ピー上手いねと岸部が言った。沢田は「有楽町で会いましょう」を歌ったが、ピカイチ!!(そりゃぁ、そうでしょうとも)。沢田ほど成功している人間はいない。ロックバンドとして、演歌ではない歌謡曲、二つの世界で成功してるのは彼だけ。女性ではひばりがいるけど、凄いなと思う。
ハプニングスフォー「あなたが欲しい」♪歌う(※私は知りませんでした)
すごい疲れる歌ですね。
昨日、田園という沢田が歌っていた、跡地に行ってきた。タイガースの田園コロシアムのコンサートでは、音を出しているのは3人だけ、でも素晴らしいコンサートだった。
(※ダンス喫茶田園の画像はこちら。今、その場所はファミリーマート河原町仏光寺店になっているそうです。)
パープルシャドウズ、「小さなスナック」♪を歌う。
オックスの「スワンの涙」は歌わず、「作詞の橋本淳さんは面白い、天然」と、あくまで橋本淳にこだわるピー先生。
ズーニーブー「白いサンゴ礁」♪歌う。
そして「〆です。」
⑤GSの特徴
リズミック、メロディー、アンサンブル(合唱)、ハーモニー
これまでは、演奏と歌は別、それがビートルズから変わった。
・詞題、(メルヘンチック・中世風)
・素材、(王子様・白鳥・宝石・)
・ファッション(マオカラー・ミリタリールック)
・特徴的な語彙、編成、大音量、振り付け、見ていて楽しい
・弱小プロが多かった。
・GS関連、荒木一郎、ピンキーとキラーズ、尾崎紀世彦
(※この後は、歌謡曲の巻き返し、GS以後が語られました。)
そして歌い続ける。
3つの時代を生きて、過去を大事にして、現在を生き、未来をみつめたいという、ピー先生の講座でした。


1時間半の予定が、15分ほどオーバーしましたが、まだまだ時間が足りない感じでした。私にとって思入れのある「GS講座」もっと聞きたかったです。
去年の6月に開催された「栄光のグループサンズ」に行かれたJ友さん、ブルーコメッツのジャッキー吉川さんは、元気にドラムを叩いていたのに、今年になってジャッキーさんの訃報が届き、あんなに元気そうだったのに。。。と驚いたそうです。ジャッキーさんは亡くなる直前まで、現役のドラマーであったというわけですね。
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