昨日のNHK「マリーアントワネット 秘密のベルサイユ」は二回にわたっての放送。美しい宮殿や、広大な庭の映像に目を奪われました✨。今まで知らなかった事実まで語られて、こんなことまで放送するのか、と言う内容までが放送できたのは、日仏共同制作だからでしょう。革命は民衆の王家への憎悪と怒りを知ろうとしなかった、マリーの無知の結果でもあると思いました。
私としては、プチトリアノンの修復過程まで見られたのが、非常に嬉しかったです。マリー・アントワネットに扮した女性が登場し、番組に華を添えていました。ただし、フェルセン伯に扮した男性が、まるで血の通わない蝋人形みたいな顔で、怖かった(-_-;)。フェルゼンの最後は知らなかったんですが、スウェーデンに帰ってから、民衆に殺されてしまったそうで、知らなかったわ・・
再放送が平日午後からあるので、興味のある方はどうぞ。
先週の土曜日、天気は雨ですが歴史ウオークの日。今日は宝塚歌劇の町、宝塚へ。
武庫川から望む、宝塚大劇場。宝塚は、神戸市の須磨から始まる、六甲山系の東の果てに位置し、大きな段差のある特徴的な地形や岩盤を持つのに、NHKの「ぶらタモリ」ではそこに全然触れられなかったと、講師の先生が言っていました。
雨に煙る宝塚大劇場、まるで武庫川に浮かんでいるようです。
新しくなった宝塚ホテル、文化財である古い歴史の旧ホテルの去就が心配・・
宝塚、花のみち。並行する2本の道に段差があるのは、元が自然の堤防だったから。
そして、花の道にはオスカルとアンドレ。除幕式には宝塚市長が女性、歌劇団の人も女性で、男が全くいない式典だったそうです。ちなみに宝塚市長は相撲の土俵上に上がりたいと訴えるも、昔からの伝統だからと拒否され、入れませんでした。
宝塚大劇場、女性が次々に入っていきます。宝塚ファンの女性って、皆さんともに女らしい装いの人が多いです。
大劇場からすぐの所、右奥にチラリと見えるのは、宝塚音楽学校。ここで未来のタカラジェンヌが学んでいます。
右のベルサイユ宮殿みたいなピンク色の大きな建物は何??と思っていたら、産婦人科とのこと、へ~
左は旧音楽学校。今は文化創造館になっています。古ぼけた・・なんて、とんでもない。あの世界遺産になった、ル・コルビジェの流れをくむ 近代建築です。横に並ぶ大きな窓は、コンクリートだからこそ可能になった建築だそうです。
生徒たちが使用していた舞台
ここだけ、撮影可能。ジュリーと共演した宝塚トップ男役さんたちの写真を探していたら、時間がたちました。杜けあき、汀夏子、順みつきさん、大地真央さんら
手塚治虫記念館の入り口には、長い行列ができていました。この近くまでは何度も行ったのに、一度も入ったことが無い・・
火の鳥
宝塚は六甲山の東の果て。阪急宝塚駅前はいかにも華やかな歌劇の町ですが、他の地域はローカルな、園芸や花づくりの街です。武庫川も上流を辿れば一気に岩がゴロゴロの荒々しい雰囲気で、自然の豊かさに街の認識を新たにしました。
※ぺこりんさんからコメントを頂いたので、追記しました。
宝塚のスターさん達は、ジュリーのファンの人も沢山いました。大地真央さんも、ジュリーのファンで、GSアイラブユーの時の、赤のポロシャツ着て歌劇の本に写真が載ってました。私は一時、大地真央さんが大好きでした💖
オペラのお芝居で一緒だった、汀夏子さんもジュリーの大ファンで、千秋楽の時、花束を渡せる時に、汀夏子さんのファンが花束持って渡そうしたら、首をふって、ちょっと待ってと受け取らず、ジュリーに渡そうと並んでる、ジュリーファン、それが終わるまでは、一歩下がって待ってました。さすが宝塚さんだなと感心してしまいました。
汀夏子さんと共演したのは「ドン・ジュアン」・・いや、「ドン・ジョバンニ・超人の造り方」でしたかね?汀さんはドンナ・エルヴィラ、銀座のセゾン劇場だったかな?お髭のジュリーがカッコよかったですが、女たらしの役でした。