長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

546 プログラムされているんかいな

2018-03-04 23:20:46 | 日記
  『人はどうして老いるのか』日高敏隆著 は昨年1月に朝日文庫で出たもので、喜久子夫人が送ってくださった。元本は『プログラムとしての老い』として講談社から1997年に出版されたものだ。文庫の方は昨年の今日、毎日新聞に村上陽一郎氏が良い書評を書いている(アマゾンの検索で知った)。二十年以上前の著作だが、読みやすい筆致で本質に触れる日高調の書き方で今でも良い本として紹介されるのだろう。細かいトコロは最近すこしちがってきたところはあるのだろうけれど。 人は老いて死ねばまあ何も残るわけでもない、という著作の部分を村上氏は、いや日高さんは人の心に残っているのだ、というような書き方をしている。  僕としてはいろいろ思うことが多いのである、早い春愁かもしれない。
  モンタンを真似る日高先生を真似て歌いし「枯葉」忘れじ  『浮遊生物』  昨夜ちょっと酔って妻の前で口遊んだらびっくりしていた。