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人材マネジメントの枠組みに関するメモ
半蔵門オフィス 過去ブログアーカイブ
 



前のエントリーで言及した、バーナードの「経営者の役割」は、次のように終わる。(昨日引用した部分の直後のパラグラフからの抜粋) ・・・なぜならば、永続的な協働の基盤となっている道徳性は多次元だからである。それは全世界からきたり、全世界に展開する。それはふかく過去に根ざし、未来永劫に向かっている。・・・ これを解釈すれば、協働の場である企業において不可欠となる「道徳準則」とは、空間軸・時間軸の . . . 本文を読む

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ライブドアの件などがあったからだろうか、あるいは採用マーケットが活況を呈してきて人材育成が問題になり始めたからだろうか、「経営には哲学/フィロソフィーが必要」という言説が多く見られるようになってきたと思う。今週の日経ビジネスでも、稲盛さん(京セラ名誉会長)が、哲学の重要性について滔々と語っている。 さてどう考えるべきか。哲学とかいって胡散臭かったり、抹香臭かったりするのはいやですよね。カネの臭い . . . 本文を読む

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(続き)本書はオタク文化の変遷を解説しながら、オタク文化を「『大きな物語』が失われた後の精神の行方」という、ポストモダン論の観点から厚く説明していることに特徴がある。オタク文化の歴史が、ある意味、痛々しいストーリーとして語られているのだ。 (『大きな物語』とは、人間の生活に意味を与えるような、イデオロギー、国家的理念、輝かしい未来と目標、等をさすらしいが、歴史的、宗教的な世界観、哲学や神話なども . . . 本文を読む

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今週は日経ビジネスが来ないと思ったら、どうやら、先週号が08/07-14の合併号だったらしい。では、ということで、夏休みを less than a few days とったこともあり、その分読書をすることにした。そこで読もうと思ったのが、「モジュール化論」「産業アーキテクチャ論」の振り返りである。 本書は、経済産業省系のシンクタンク、独立行政法人経済産業研究所(RIETI)の関係者による経済政策 . . . 本文を読む

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(労政時報とは人事パーソンのコアな専門誌ですが、仲間に加えていただこうと、労政時報も本ブログの対象にしてみることにしました。)さて、本7月14日号は目標管理の実践的な仕組み作りと効果的な運用方法を探るという特集です。アサヒビール、日本水産、ジョンソン・エンド・ジョンソン(メディカル)の3社に取材して、次の(おなじみの)10種類の課題解決方法を探る、というものです。 結果を重視するあまりプロセ . . . 本文を読む

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「グーグルGoogle 既存のビジネスを破壊する:佐々木俊尚:文春新書」・・・「ウェブ進化論」とともに今広く読まれている本。グーグル(に代表される検索エンジン)のインパクトをわかりやすく説明している。ウェブ進化論のように、読みながら「あちら側とは何か、こちら側とは何か」とか頭をひねったり悩んだりしなくてすむのがよいと思う。 検索エンジンの本質とグーグル革命の行く末を考えることは必須だと思うが、 . . . 本文を読む

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デジタル化/ブロードバンド化/グローバル化の中で、地理的な距離が関係なくなり(世界のどこでもすぐ隣同士になってしまい=地球が平らになってしまい)、インドへ、また中国へと、知的生産のパワーが移り始めている。さて、その革命が行き着いた後のアメリカの姿は?そして世界の姿は?・・・現在及び近未来像を描き出した、著名なジャーナリストThomas L. Friedmanによるベストセラー本とのことで、日本語版 . . . 本文を読む

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一昨年から昨年にかけて日経ビジネスに連載された小説が単行本になったものです。これから(来週?再来週?)読みます。 所謂2007年問題という、団塊の世代が停年を迎えて大量退職することによるスキル流出への対応が、多くの企業で課題になっていますが、団塊の世代のパワーが、今度は「企業」という単位ではなく、「地域」や様々な「夢」をキーにして集約せられて、社会を変えていくパワーになっていく、という話です。 . . . 本文を読む

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有名な、村上龍による子供向けの「世の中にある仕事の紹介」の本。思春期にさしかかった子供が、未来を考えることができるように、とデザインされている。書評では、大人がまず読むべき、そして子供に渡そう、と絶賛されている。 さて、これを、あらためて、買ってきた。2003年の暮の出版だからまだ書店にあるかな、と思ったが、八重洲ブックセンターにはまだ平積みになっていた。(ロングセラーになりつつある。・・・古典 . . . 本文を読む

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