脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

心筋梗塞その後 (5)。

2015年03月28日 13時37分31秒 | その他の病気
今週月曜、二度目の心臓カテーテル治療を受けた。施術部位は左冠動脈
・前下行枝の狭窄(2箇所)。かなり手馴れた先生に執刀して頂けたよう
だが、カテーテル検査・治療に2時間半も掛かった。局部麻酔なので当
方に意識はあり、何やら長引いている様子を感じたが、施術中には何の
苦痛を感じることもトラブルもなく、無事終了した。

手術に時間が掛かったのは、狭窄部位の一つが、ステントを置きにくい
箇所らしく、またステントを置くと別の血管(回旋枝)の入口を塞ぐよう
な格好になってしまう。ステント留置後に、回旋枝に向けて血流を確保
するために、ステント枠を拡げる処置をしたそうである。

(だが、回旋枝の入口にステントが架かっている訳で、経皮が形成され
てしまうと、入口の血流を塞いでしまわないか? 疑問が残る。)

回旋枝にも狭窄があり、医師からは三度目のカテーテル治療が必要であ
ると申し渡されていたのだが、上述のような施術により回旋枝への血流
が増加し、必ずしも狭窄の治療は必要でないことになり、これで心臓血
管カテーテルは、当面は終了ということになった。

前回は、右の冠動脈に血栓が出来ての急性心筋梗塞で、カテーテル治療
・ステント施術となったが、術後の気分にスッキリ感は乏しかった。
今回、左前下行枝という中枢血管だったせいか、術後の気分は、まるで
温泉に浸かって上がったかのような、さっぱりした好い気分だった。

(カテーテル挿入口が右脚の付け根だったのだが、術後に止血がうまく
いかず内出血してしまい、また迷走神経反射のせいか気持ちが悪くな
り吐き気がして、一時はしんどい思いもしている。)

入院・手術費用は、5泊6日(大部屋)で窓口負担は38,770円だっ
た。これは国保(3割負担)で高額医療費・現物支給制度が適用されての
金額である。多分都内23区の病院では、安い方ではなかろうか。

当面の心臓(血管)の手術治療は一応終わりだが、今後は毎月通院して血
液検査等を受け、抗血小板薬等を服用し続けねばならない。その費用は
毎月一万円程度は掛かるようだ。年を取ると、嫌でも医者との付き合い
が増えカネが掛かる。

食事・運動・禁煙など養生し、再狭窄その他の不具合が出なければ、私
も少しは長生きするのだろうか。心肺機能・運動機能がどこまで回復す
るかも少しの楽しみではある。軽くジョギングで10キロ位走れるよう
になれるのかな?






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