晴れた夏の昼間だった。私は建物の物陰に立っていた。
その建物(マンション?)から、ペット連れの若い女性が出てきた。
私の傍を横切ったとき、ペットは見たこともない生き物だった。
四つ足で顔は狸かテンに似ていて、胴体は犬のようでもあり、服を
着て靴も履いていた。その風情には落ち着いた知性も感じられた。
私:変わったペットですね。何という動物ですか?
女:×〇▽△という動物です。
私:どのへんに生息している動物ですか?
女:南米の方、アルゼンチンだかチリにいるそうです。
私が女性と二言三言会話を交わしてる間、ペットは親しみ深い表情
を浮かべ私をじっと見つめてた。いつの間にか、ペットは二本足で
立っていて、女性と同じ背丈になり、種別の異なる人間に見えた。
ペットは近くの芝生に歩いてゆき、何かを手にして戻って来た。
私に両手のひらを差し出して、私にくれるらしい。私も両手のひら
で受け取ると、そこには草や葉に混じって緑色の芋虫が蠢いていた。
私は慌てて、両手を振り払った。
私のその様子を見て取ると、
女性もペットも無反応で無言のままに、その場から消えてしまった。
私は、そこで目が覚めた。
* * * *
この夢が何のことか、私にはさっぱり判らない。
女性もペットも、地球上の存在ではないものに感じた。
だから何というのでもないが、解釈が思い当たらないのである。
若い女性、ペット、二足歩行、緑色の芋虫‥、
あまり好い夢ではなさそうである。
その建物(マンション?)から、ペット連れの若い女性が出てきた。
私の傍を横切ったとき、ペットは見たこともない生き物だった。
四つ足で顔は狸かテンに似ていて、胴体は犬のようでもあり、服を
着て靴も履いていた。その風情には落ち着いた知性も感じられた。
私:変わったペットですね。何という動物ですか?
女:×〇▽△という動物です。
私:どのへんに生息している動物ですか?
女:南米の方、アルゼンチンだかチリにいるそうです。
私が女性と二言三言会話を交わしてる間、ペットは親しみ深い表情
を浮かべ私をじっと見つめてた。いつの間にか、ペットは二本足で
立っていて、女性と同じ背丈になり、種別の異なる人間に見えた。
ペットは近くの芝生に歩いてゆき、何かを手にして戻って来た。
私に両手のひらを差し出して、私にくれるらしい。私も両手のひら
で受け取ると、そこには草や葉に混じって緑色の芋虫が蠢いていた。
私は慌てて、両手を振り払った。
私のその様子を見て取ると、
女性もペットも無反応で無言のままに、その場から消えてしまった。
私は、そこで目が覚めた。
* * * *
この夢が何のことか、私にはさっぱり判らない。
女性もペットも、地球上の存在ではないものに感じた。
だから何というのでもないが、解釈が思い当たらないのである。
若い女性、ペット、二足歩行、緑色の芋虫‥、
あまり好い夢ではなさそうである。