書き納め

今日は、東京地方は雨の予報だったのに、
日昼、陽射しもそこそこで風もなく、いつもの真冬日だった。

午前中は、集金した小切手を銀行に預けに行き、
午後は、神棚の埃を払い雑巾をかけ、新しいしめ縄を張った。

パソコン（の中）も掃除が必要だと常々思っていたので、
ＡＶＧのアンチ・ウイルスソフトをインストールしてみた。
この手の物事には不慣れ、不案内なのだが、
スキャンしたら、ウイルスがゾロゾロと出てきた。

「スパイウエア・ファミリー」だの、ってのもあって、
私なんぞスパイするのに、「ファミリー」で入って来んなよなぁ…、
こんな時代なのかな、やれやれと言ったところである。
一応、パソコンも掃除出来たし、めでたし、めでたしである。


めでたいで思い出したが、ブログ・ネタに書き忘れていたことがあった。
今年、私の友人・知人で最もお祝いしてあげたい人がいる。

Ｔ（旧姓）さんという女性である。
現在三十代半ばで、一児の母親である。
大分以前に私が、区の施設でアルバイトをしていた時、
同じ職場で２５歳のＴさんは非常勤の職員をしていた。

彼女はこの春、某市議会議員選挙に打って出て、
初めての選挙でトップ当選を果たしたのである。
就職氷河期世代のせいか、正社員歴も少ない彼女である。
また元来、政治とは縁のないはずの彼女ではあったが、
人生の行方とは、分からないものである。

私が彼女の転身を知ったのは、二ヶ月程前である。
遅ればせながら、年の改まらない内に、
この雑記帖にて、ささやかなお祝いを記念させて頂きます。

Ｔさんがこのブログを読んでいることはないだろうけど、
彼女が「議員になった」と知人から聞かされて、
その出世ぶりに、私は大変驚きました。
けれど、それよりも、心の底から、
彼女の頑張った姿が、晴れ晴れと感じられて嬉しかったのです。

政治の世界は、汚れた「おっさんの世界」だけど、
Ｔさん、青少年育成に取り組むあなたの情熱と、
あなたの誠実なカラーを凛として貫いて下さいね。


　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊

こんな話で今年の書き納めです。
年内にもう一度位、更新できたら致します。
ひとまず、読んで下さった皆様へ…、
では、くれぐれも、良いお年を！

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