脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

筆始め

2008年01月02日 17時34分57秒 | 随想
正月二日、晴天。
谷中へ散歩に出る。

正月休みでひっそりとした町。
家々に、道端に、
うららかな陽が射している。
空気は澄んで、程好く冷たい。

JR駅裏の丘を上がると、
富士見坂から真っ白い富士が望めた。
そばの神社に詣でて、干支のお守りを買った。

高台を大通りの方へ下り、
新しく出来た「防災広場」に出た。
子供たちはボール遊びに興じ、
大人は凧揚げをしていた。

私は、広場のベンチに腰掛け、
木々の梢の向こうに、空を眺めた。

空は、ひときわ青が濃く、美しい色をしていた。
見飽きることのない位に、綺麗な空だった。
こんな空の色を瞳に映して、いつも生きていたい、
ただ、そんなことをひとり想った。

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