脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

続々・パキシル

2008年05月30日 19時46分28秒 | 精神障害
雨が降るたびに、庭のアジサイが色づいている。
青や桃色の花弁を開き始めている。

パキシルをこの一週間、毎朝10mg飲んでいる。
確かに抗うつ剤としては、良く効いているのだが、
夕方になると、頭の中がだるいような、脳が苦しいような、
とにかく、すっきりしないやや辛い気分に陥るのである。

昨夕は雨降る中、
電車に乗りパソコンの夜間講習に行った。
山手線に乗り込んだら、すぐに気分が悪くなり、
やや乗り物酔いに似た悪心がした。家に戻ろうかと思ったが、
何とか学校に辿り着き、講習が終わる頃には、気分は治っていた。

パソコン教室で、メモに「コマンドプロンプト」と記そうとしたら、
「プ」というカタカナの文字が突然判らなくなった。
最初、「プ」と書き、いや違うと思って、「ピ」に直したが、
やはり「プ」が正しいと思い直し、書き直した。

以前にも「ぬ」と「ね」の区別が判らなくなったことがある。
まるで、日本語を勉強したての外国人のようである。
試みに、二・二六事件、ロシア革命、応仁の乱、と年号を思い出してみた。
これらは私には、定着のある記憶であり、正確に思い浮かんだ。

日常記憶についても異常はないが、突然、基本的な文字が判らなくなる。
喜怒哀楽のような感情についても、のっぺりと、停止している感じである。
体を動かすことに億劫な感じはあるが、体はそれなりに動くようである。
日常の予定を秩序立ててこなすことに、混乱、困難がややあるようだ。

以上のような特徴が、午後の三時頃から夕方にかけて起こり易くも思え、
朝に服用したパキシルの効果が、薄れるにつれて生じるようにもみえる。
今、夕方の七時半であるが、試しにパキシルを飲んでみた。
(主治医の処方箋は、朝・夕に10mgずつ、一日二錠である。)

体がこの薬に馴染んでくれれば、薬効は高いので、定番の処方薬として、
飲み続けていても良いと思っているのだが、どうなのか、
今ひとつ、自分にもパキシルとの相性が見極められない。




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