脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

公職と女性問題。

2018年04月22日 22時49分40秒 | 雑談
安倍内閣の支持率が最低に下落している。報道機関によっては2割台の
数字だ。不支持も5割に近い。森友・加計問題に次いで、財務次官のセ
クハラ疑惑が追い打ちを掛けた。この次官は辞職したが、自身のセクハ
ラは否定したままだ。証拠の録音テープが出ても、自分の声だか判らな
いという。(財務当局はどうして声紋鑑定しないのかね。)

テープの声を聞いたが、地位がある人物の割に下品だと感じた。このF
次官はセクハラに常習性があるような印象だ。自分より下位の女性の弱
みに付け込んでは性的に迫るタイプにも感じる。セクハラの非も認めず
遁走しシラを切り通しているが、全く高級官僚らしい醜悪さである。

国会で証人喚問された佐川・前国税庁長官もシラを切り通すことには秀
でた人物だった。質問のはぐらかしや一般論へのすり替え等々、総理大
臣(或いは総理夫婦)もそうだが、安倍政権や官邸には誤魔化しや言い訳
が多い。ウソつきというよりシラ切りが多くて、じらされるばかりだ。

またこの度新潟の県知事も女性問題で辞職している。50歳の独身男性
知事だが、出会い系サイトを通じて複数の女性に3~4万円を渡しての
援助交際をしたという。このY知事は記者会見で正直に自身のスキャン
ダルを語り詫びていた。このヒトの人格を知らないが、ウソや自己都合
な強弁はしない、誠実さのある人物にも感じた。

財務省のF次官も新潟のY県知事も、女性問題で辞職した訳だが、私は
個人的には、セクハラ発言をしたとしても官職を辞職せねばならないと
は思わない。独身のY知事にしても、若い結婚相手を探していた、婚活
の一環と開き直ったら、どうなっていただろうか?

成人した女性と合意の上で交際や性行為に及んだとして、そこで金銭授
受があったにせよなかったにせよ、公職を退かねばならないとは、私個
人は思わない方である。売春禁止法違反という話もあるのだろうが、公
職を続けるに有権者の信頼を損ねたという点だろうが、私個人はその程
度の女性関係は許せる方であるので、辞職はしないで良いと思う。

F次官も(セクハラ)発言だけで公職を追われるのであれば、行き過ぎに
思う。だが彼が悪いのは、自身のセクハラを認めないで逃げた点である。
またどうもこのヒトはセクハラの感覚が希薄で、言葉だけでなく行為に
も及びそうな強引な気配もする。それを裁けず、声紋鑑定さえしない財
務省当局の態度は、またしてもおエライさんへの忖度が過ぎる。

国会でもTVカメラの前でも、自分が一番エライかのように、平然と強
弁しシラを切る、これら官僚という人種が、私は大嫌いである。



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