『墓場鬼太郎』を読む 2007年06月20日 20時06分39秒 | 読書・鑑賞雑感 つい懐かしさから、貸本屋時代の水木しげる作『墓場鬼太郎』(角川文庫)を読んだ。 このシリーズの第四巻に「怪奇一番勝負」という中篇作品がある。 鬼太郎の命を狙う二人の男が登場するが、鬼太郎の術に返り討ちに遭い、 男たちは、夢とも現つともつかない、どこまでも黒い世界に落ちてしまう。 二人が闇の世界を漂っていると、顔がなく手足が逆さまに付いた、白い化け物に出会う。 化け物は、あの世への案内人であり、「 . . . 本文を読む