猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

早苗が植えられた田んぼの風景が見たくなって東へ、それからあちこち買い出しして、夜は「こ」だくさんのうどん…

2022-06-17 08:10:51 | あんじゃあない毎日

田植えを終えた田んぼです。農夫が水路からの水の取り入れ口を調整していました。まだ、植えて間もない早苗田です。


堀越町あたり、上毛電鉄の線路の南です。赤城の山麓台地のはずれになります。田植えを終えた田んぼが見たくて自転車を乗り出したんです。そしてやっと見っけたきれいな早苗田です。

 

 
前日雨粒がいっぱいだったヤマジノホトトギスのクモの巣、勤勉な小さなクモは巣の補修を終えていました。体長1cmメートルもない小さなクモです。

 
萩の花も雨が上がって美しさを取り戻してくれていました。COCOはいつもと違う椅子で昼寝を始めていました。この椅子はキキが使っていた椅子、私のPCのあるライティグビューローの脇にあるんです。背当てのクッションは伯母さん愛用の手仕事の刺繡、下のクッションは私がキキに譲ったものです。COCOは2年近くいるのにこの椅子だけは使わないでいたのですが、どうしたのかな…

 

 
COCOをほったらかして、田んぼを見に出かけました。わが家から真っすぐ東へ、上泉町では田植えした田んぼがちらほら、神社の杜が見える田んぼは田起こしをすませて水の引き込み中、これから代掻きして、田植えになるのですね。前橋工業高校の北側の石関町の田んぼは田植えの真っ最中でした。

 
このトラクターは代掻きをしているみたい、もちろん田植え機も動いていました。軽トラは苗を運んできておろしています。忙しい風景です。

 見物している私の足元に飛んできたツバメが舞いおりました。田土をくわえています。巣材に使うんですね、ツバメも働き者です。

 

 
堤町あたりで田植えを終えた田んぼに出会いました。遠くに霞んで見えるのは多野の山並みです。でも、隣の富田町へ入ったらまだコンバインが小麦の収穫をしていました。ほとんどの田がこれから小麦の収穫みたいでした。

 
荒砥川の堤防が見えるところまで来ました。小麦の穂波の向こう側に早苗田が見えます。秋と夏が同居していました。川の対岸の荒口町はせっせと麦の収穫作業です。これでは美しい早苗田を見ることは難しそう、走る方角を間違えたみたいです。

 

 

これ以上東へ行くのは止めにして、荒砥川沿いを旧大胡町の方角へのぼってゆくことにしました。正面に赤城山、雲の間から姿を現し始めていました。荒砥川越しに眺める雲間の赤城山です。こんな景色を見られるのも滅多にないですからよしとすることにして、川岸の道をのぼって行きました。

 
泉沢町になるのかな、大胡バイパスの少し下で田んぼに出会うことができました。隣の水を引き込んだ草地にはアオサギが2羽、餌を探しているみたいでした。でも、まだなんとなく納得できない風景です。それで、大胡バイパスまでのぼって、茂木町から上毛電鉄沿いの農道で田んぼ探しをしたんです。


そいで、出会った納得の風景がこの田んぼでした。後で調べると標高150mほど、赤城山の山麓台地の南のはずれに位置する田んぼでした。前橋の平場の田植えはこれからです。ちょいと気の早い田んぼ巡りでしたが、軽めの運動になって良かったです。

 

 
家に持って一休みしてから青井食堂へ昼食を食べに行きました。途中、きれいなナツツバキに出会いました。昼食は焼き魚定食(サンマの開き)、ご飯少なめにしてもらいました。おいしかったです。昼食の後は買い物を少し、白井屋ホテルのベーカリーにも寄りました。

 
いったん家に戻ってもう一度買い物に出かけてこれだけ買い集めました。岐阜の玉泉白滝の本味醂(3年貯蔵)2本は城東町2丁目の伴内酒店、パン3種は白井屋ホテル、十六穀米3袋はスズラン南の平野屋米穀店、石田製麺の本うどんは前橋駅のヴェントまえばし、ポリ袋は八展通の井上ビニール店で買いました。味醂は従来はパル生協から買っていたのですが、銘柄が変わったり供給が不安定だったりするので伴内酒店で一升瓶のを買うことにしたんです。定評のある本味醂です。

 
買い物で前橋駅から街中へ向かっているとき八幡宮に茅の輪が設えられているのを見っけました。6月25日(土)と26日(日)に「夏越大祓(なごしおおはらえ)」という神事を執り行うということです。鳥居に大祓の趣旨が書かれた掲示が出ていました。知らない間に取り付いてしまった罪や穢れ、災厄を取り除いて、7月からの半年を清らかに過ごしたい方はどうぞ、ということです。

 
買い物のあとは、椅子からここを引きずりおろしてブラッシングしてあげました。抜け毛はたくさんとれましたが、罪穢・災厄は落とせなかったと思います。猫用の茅の輪ってあるのかな…

 

 夕食は石田製麺の本うどんを茹でていただきました。汁を二種、「こ」を7品用意しました。ありものの食材を使ったうどん食です。

 
汁の一つは、昆布出汁に2年物の梅干しと味醂で味付けし、カブ、人参、キュウリを入れ、青じそと刻んだ今年の小梅漬けをトッピング。もう一つは、ピーナッツをすり潰して自家製麺つゆでのばしたピーナッツだれ、薬味は青じそです。たまにはこういう不思議な汁も良いものですよ。

   

  「こ」は、ネギのじゃこ炒め、シメジとピーマンの唐辛子炒め、人参しりしり、青じその出汁巻き玉子、マタケの筍焼き、マタケと揚げの煮物、長芋・モロヘイヤ・オクラのねばねば三種和えの7品でした。在庫食材で遊びました。

今日の午後、出来たら梅探しに行ってきます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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