N生命定年後、淀屋橋近傍の某外資系で2年程顧問をやっていたが、今回、研究のまとめをCM協会で講義できたのもあり退職とした。1月末から、有給でちょっと優雅に2か月ほどゆったりする。
ちょうど、家のチェアも新しいアーロンに座り快適。テニスも新しいYONEX EZONEラケットで楽しんでいる。
これからは、個人事業主としてコンサル事務所か、顧問かを考えているが、不動産と都市計画の知識・経験・知見を活かせる、学位を生かせる、というあたりでゆったり考えたい。
この2年は、ストレスが多く心身が疲弊したが、退職すると嘘のように雲散霧消した。給与の割にはノルマと月例・四半期・半期・年末の営業会議に体と心が痛んだのかなとおもった。
目標達成システムの営業会社であった。当方の行った社内教育やOJT、新規取引先開拓も成果だけ吸いあげる組織体系とやっと分かった。つまりは、成績に縛られる営業スタッフと上司からの単一評価競争に生きる管理職の2層構造であった。
渡り鳥キャリアが多く、スタッフの社内ヒアリングでは「20%給与が高いとすぐに転職する!」という意向には驚いた。会社が変わっても、職能・職種が変わらない職人のような感じだ。キャリア・パスがあり仕事が変化し、人事も複数人評価の日本企業との差異を感じた。
60歳は本当に、身体と心の調子が変わる。特に、パソコンで目が疲れるのと、件の企業独自のITについていけない。(ほとんどマニュアルがなく、互いに教えあうという非効率さだった)
とまれ、新しい研究や、教育を考えよう。幸い、まだまだ講演できるパワーポイントなどがある。また、2年後には大阪で新しいビル5万坪の開業の波が来る。
うまくいくと、吉野の桜など楽しめるかとわくわくしている。