都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

再開発が進み、街がきれいになりすぎる、縦型MXDのタワーが目立つ

2024-10-10 02:51:03 | 都市開発

 梅田を歩くと東京と同じく再開発が多い、きれいな街になるが巨大なタワーの地下道やデッキでの連絡は迷路のようだ。

 さらに、高層ビルは、低層部商業、中層部オフィス、高層部ホテルなど、縦型の用途混合(MXD)が多いが、物流動線、ホテル車回し、オフィス・エントランスなどの入口と、それぞれ用途のエレヴェーター、さらにVIP導線、用途間の構造分離(柱のピッチが違うため、設備フロアも兼ねる場合が多い)など構造や導線計画が煩雑だ。

 それぞれ棟を分けるのが得策と、論文にしたこともある( https://drive.google.com/file/d/1jraXMg1Lpr_QummyIe6GuMWARoEjNiSE/view )

 できれば、低層商業も下駄ばき型でなく、別棟か、低層の分離(柱をメガフレームにするなど)し低廉な建物にまとめるのが得策だ。空調や営業時間、建替えも容易になり、賑わいのある路面店・界隈性が醸し出される

 都市には、昼間の清潔な環境と猥雑な夜の姿の両面が必要だ

 きれいすぎると魚は住まない


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