食べても平気!? 冷蔵庫に入れるとバナナが真っ黒になるわけ
カリウムやビタミンなどの栄養素を多く含むバナナは、熱中症の予防にも役立つ、夏にこそふさわしい果物です。
冷やしてもおいしく食べられますが、冷蔵庫に入れて保存しておくうちに皮が真っ黒になってしまいます。
低温障害で「風邪をひく」が果肉に影響はない
バナナは熱帯性植物ですから冷気に弱く、13℃以下の冷蔵庫に入れると皮の細胞が壊れてしまい、
酵素の働きが活性化することでポリフェノール(抗酸化物質)が生成されて、皮が黒く変色するといわれています。
『バナナが風邪をひく』といっています。
直接冷気に当てないように保存
皮が黒ずんでも果肉に影響はありませんし、夏場の冷えたバナナはおいしく食べられますので、冷蔵庫に入れることは必ずしも悪いことではありません。
1本ずつに切り分けてから新聞紙などで包んでから保存するのがオススメです。
冷蔵庫の冷気を直接当てないことが、低温障害や黒ずみ予防にもつながります。
それぞれをラップやビニール袋、アルミホイルなどで包むと、ほかの果物が出すエチレンガスの影響を受けにくくなるので、効果的なようです。
青い状態のバナナを冷蔵庫に入れると成熟が進まず、いつまでたっても食べごろになりません。
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