釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】メンタル叩かれ時合いを逃すもヒラメをゲット (2022/04/02 イワシ泳がせ 一俊丸)

2022-04-11 06:16:00 | 釣り
一俊丸さんのイワシ泳がせ釣りのメインターゲットはヒラメ。

ヒラメ釣りは3年振りだ。
前回はヒラメが獲れない代わりに73cmのマダイを揚げた。
今回もヒラメが駄目でも、マダイでもハタでも美味しいお魚が獲れるといいな。


(3週間振りです。)

5:30の座席抽選をした7名のうち、ラス前を引く相変わらずの引きの弱さ。
釣り座は左舷胴の間になりました。

受け付け時にポイントが貯まってるとのことで、5ポイントを消費して3,000円引きの9,000円で済んだ。
気付いていなかったところに、嬉しいサービスでしたよ。


(相模湾の夜明けぜよ。)

毎度、サービスのコーヒーとカップ麺をいただいてから港に移動。

イワシ泳がせ釣りは、事前にエサとなるイワシを買い付けに行ってるから船はいない。
暫く港で船の戻りを待つ。


(茅ヶ崎港。)

天気は良い予報だけど、寒の戻りで最高気温は13℃。
朝の港で風に吹かれると結構寒い。


(潮はこんな感じ。)

戻った船に乗り込んで準備する。
出船まで時間がないから忙しいな。

竿はライトゲームモデラート、リールはバルケッタプレミアム。
仕掛けは、エサがマイワシなんでトリプルの孫バリを付けた自作のもの。


(マイワシくん。)

左舷7名、右舷も同じくらいかな。
釣り座は1つ置き以上離れてるけど、活き餌の泳がせだとそんなに余裕はないな。

エサのマイワシは出船前に5匹を配られ、以降は足らなくなったら各自が生け簀から持ってくる。


(出船。)

出船して東進する。

江ノ島を越えて更に東へ。
腰越沖辺りかなでスローダウン。


(江ノ島ね。)

泳がせ釣りはエサのイワシを弱らせないようにハリを着けるのが肝。

ドキドキしながらマイワシくんの鼻ヅラに親バリを通し、背ビレの後ろに孫バリを掛ける。

「ハイ、やってみましょう」

船長アナウンスで釣り開始。

投入時もマイワシくんを労るように、そーっと海面へ入れて、元気に泳ぐのを確認してから落とし込む。
落とす時もバルケッタプレミアムのレバーブレーキを効かせて優しくね。

ここまで優しくしたんだから、マイワシくんよ、しっかり食われろよ。


(釣り開始。)

着底したら50cm底を切り、竿を目線の高さで構えてマイワシくんがヒラメに見つかるのを待つ。
15秒ほどごとに底を取り直してタナを確認。

大潮だけど潮は早くなく、ラインが垂直に入るから釣りやすい。

手元にはマイワシくんが泳ぐ手応えを感じる。

暫くすると、持たれるようなアタリが出る。
早速来ましたよ、と期待を込めて竿先を見つつ、食い込みの強いアタリを待つ。

いつ食い込むかハラハラ、ドキドキしながら待つものの、なかなか持たれのアタリから進展しない。

「ヒラメ40」と言うものの、それ以上待っても食い込まないので、聞きを入れると重みを感じる。
食ってるか!?と、そのままアワセ入るとグツと重くなる。

掛けた!

と思ったものの、右隣りの方とのオマツリ。
釣り座の前に仕掛けを入れてたから、巻き揚げると自分の前にオマツリした仕掛けが揚がってくる。

手にした行き掛かり上、ぐちゃぐちゃにオマった仕掛けのうち、自分のを切り刻むしかない。
1投目から自作仕掛けをボツにする。


(海のコンディションは良し。)

仕掛けを付け替えて再投入。

船中ポツポツとヒラメが揚がり始める。
いるね、いるね。
タナ取りを頻繁に、仕掛けを流さないように気を付けていると、再びのモタレ。

今度こそ来たな、と食い込みを待つも進展しない。
これまたオマツリで今度は左隣の方。

再び手元に来た自分の仕掛けを切り刻み、オマツリをほどく。

そうこうしてる内に、船中ポンポンとヒラメが揚がり始めるフィーバータイム(古いか)が到来。
船長がタモ入れに船中を走り回る。

ここだ、ここで稼がねば。

3投目で3つ目の仕掛けを投入して待つと、暴れるマイワシくんの反応からモタレが出る。
来たぞ、今度こそ来たぞ、と食い込みを待つも、来ない。

暫し待ってアワセを入れて見ると、右隣とオマツリ。

「マジか。」
思わず声が出ちゃいました。

3度仕掛けを切り刻んで、自作仕掛けが底を着いた。

時合いが続いて船中ヒラメが舞っている中、船上で仕掛けを作るハメになる。
さすがに参ったよ。

両隣を観察すると、竿先を下げて構えて頻繁にクラッチを切る音が聞こえるから、底にステイさせるか、仕掛けを流すかしている模様。
1m近いハリスの泳がせで仕掛けを流したら、そら元気なマイワシくん同士絡み合いますわな。
こっちも流せば良いのかね?

右隣の方はレンタルタックルなので、その後、舳側の方に仕掛けを流さない釣り方を教わってた。


(時合いよさらば。)

揺れる船上で仕掛けを組み終わった時には、時合いのフィーバータイムは終了してた。
もう敗北感で一杯ですよ。

今日はダメだ。
ボウズだったら一俊丸さんでスルメの船上干しを買って帰ろう。
2枚1,000円で売ってますぜ。

その後に出た本物のアタリは移動のアナウンスがあって、ちょっと粘ってアワセたもののスッポ抜け。
マイワシくんに噛み跡が着いてましたよ。

やはりダメだ。。。
心が折れかけてますよ。


(風景写真のみ。)

胴の間の不利もあって気持ちが揚がらなかったところ、船が抱え込みの横流しに変わる。

胴の間でもフレッシュなポイントを狙えるぞ。
チャンスはここだ!
ここで奮起せねば本当にボウズに成りかねん。

気持ちを奮い立たせてマイワシくんに期待を込め、集中して丁寧にタナを探る。

すると、待望のマイワシくんの暴れからモタレのアタリが出る。

直ぐさま両隣を確認してオマツリじゃないことをチェック。
今度こそ頼みますよ。

ハラハラ、ドキドキ、祈る気持ちで見つめる竿先がクンクンと徐々に引かれていき、数秒後、勢い良くグイーンと突っ込んだ。

食った!

オリャ!と乗せるようにアワセを入れると竿が胴から円を画く。
乗った!

バレるな、バレるなよ、と祈りながらゆっくり巻き揚げ、ゆらゆらと茶色魚影が揚がってる来る。

船長にタモ入れいただいてようやく型を見た。


(10:17にやっと1匹目。)

「やっとだよー。」

おめでとうございます。
とタモごと渡してくれた堂満船長にホッとして答える。

50cm弱の良いサイズで、食は確保された。
本当に獲れて良かったー。


(キシャーッ。)

結局、この後はアタリもなく終了。
結果は1匹のみ。

船中ポツポツ揚がってたので、いくら胴の間とはいえ、もっとアタリがあっても良さそうだった。
きっと何かがズレてたのだろうな。
心に余裕がないとダメだね。

左舷舳の方がポンポンと揚げて6匹でトップ。
最後には4キロクラスまで獲ってたのは羨ましいな。


(沖あがり。)

次回は仕掛けをたっぷり用意してリベンジしよう。


・ヒラメ : 1
船中:0~6
大潮


🐡

【感】雨降る中で散り際の桜を見る

2022-04-08 06:16:00 | 雑感
毎年桜が開花すると、散歩がてら近所の桜並木でお花見をするのだけど、今年はタイミングを逸して行けないまま、散り始めてしまった。

4月2日(土)は釣りだったし、3日(日)がラストチャンスと思ってたのに雨。

毎年定点観測しているのに残念だ。
悶々として諦め切れず、4月4日(月)に3回目のコロナワクチンを接種した帰り道、雨の中を傘をさしつつ見に行きましたよ。


(スカスカだな。)

花は半分以上散ってしまい、昨年から並木の幹が何本か伐採されたようで、隙間が目立って寂しい限りだ。


(これが昨年の。)

雨だし寒いしで、桜を観て歩いているのは自分一人だ。
独占だね。


(まだ着いてる花もある。)

満開の桜を観たかったのはやまやまだけど、雨降りの散り際の桜も、儚さがあって趣がある。


(アスファルトに桜の絨毯。)

毎年のコースをぐるっと回って花見(?)は終了。


(ビニール傘にひとひらの花びら。)

来年は満開の桜を愛でたいな。


🌸

【釣】釣行前記 (2022/04/02 一俊丸)

2022-04-04 06:24:00 | 釣り
日によって寒の戻りがあるものの、ぽかぽか陽気で桜は満開、春ですね。

春はお魚たちの産卵シーズンで、いわゆるノッコミが始まる。
産卵のために一ヶ所に魚が群れるため、そこを狙うと大釣りが出来ちゃう。
ちょっと後ろめたい気持ちがありますがね。

トラフグ釣りでは「Xデー」と言われているその日はまだ先のようだから、別の釣りものにしよう。

思い立ったのが一俊丸さんのLTヒラメ。

何度か乗った事があるけど、今はベイトのイワシが岸に寄ってきてないから釣らずに、仕入れたマイワシをエサにする泳がせ釣りだ。

活き餌の釣りはアタリが出てから掛けるまでがハラハラ、ドキドキ。

ヒラメをゲット出来るよう頑張ります。


🐡

【食】アジのタタキ・アジフライ・イシモチの刺身

2022-04-01 06:26:00 | 釣魚料理
我が家に集まる母親らのための野毛屋さんへのアジ調達釣行は、何とか20匹をゲット。

ゲストのイシモチとおチビアジは釣行当日に刺身で味わっちゃいましょう。


(トレトレ新鮮ね。)

アジのタタキとイシモチの刺身。

アジは旬の前だから脂の乗りは少ないけど、コリコリで爽やかな旨味が堪らん。
やっぱりアジは旨いなー。

イシモチはもっちりしていて独特の旨味がある。
刺身でいただけるのは釣り人の特権だね。


そして翌日。

墓参り後に我が家に集まった母親たちに振る舞うため、妹夫婦と子供たちが桃電で盛り上がってるところ、かみさんと2人してフライを仕込む。

小骨を抜いて、塩して軽く水分を抜いて衣を着ける。
新鮮なんで、揚げ時間は片面1分。


(これよこれ。)

アジフライ。

ふっくらフワフワでジューシー。
しっかり血抜きしてるから青魚の臭みは一切なし。
巷でも行くとこに行かないと口にできないだろう、釣りアジのフライだ。

少食の母親がバクバクと食い付き、妹夫婦も絶賛。
そうでしょう、そうでしょう。

これを食べたら外でアジフライは食べられなくなるぞ。


(ちょっとだけ。)

アジのタタキ。

味見程度の量だけど、折角だから生で味わわせてあげたい。
これまた絶賛。


(サク旨。)

アジウイング。

アジのヒレ付きカマの素揚げ。
塩をパラッと振っていただくと、ヒレがパリッ、カマがサクッとして身の旨味も味わえる。

初めて食べたと言ってる妹夫婦はやはり絶賛。

食後に中骨を骨せんべいにしてあげたら、持って帰って食べたいとお土産になった。


(集合写真。)

普段から身近な魚だからこそ、その違いが際立つ。
釣りアジの凄さを皆に堪能して貰えて良かった。

旬を迎えたらまた釣りに行こう。


🐡