釣・食・感

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【食】中国・大連記 2日目 四川料理で麻婆豆腐とカ○○を食す

2015-11-13 23:08:00 | 日記
朝食に豆腐脳をいただいて、お腹も気持ちも満足して、2日目の午前中もお仕事(視察)。

昼はHさんに連れられて視察先近くの料理店へ行く。

昨日Hさんから、辛いのは大丈夫ですか?と聞かれ、強くないけど好き。と答えていたので、四川料理だろうと当たりは付いていた。
山椒がピリッと効いた本番の麻婆豆腐、楽しみー。

朝はポツポツだった雨が、ザアザアの本降りになっていた。ビュービューと風も強いので寒さが一層身に染みる。

大連は雨がほとんど降らないからか、街の排水機能が不足してるようで、あちらこちらに大きな水溜まりができてる。

案内されたお店は、少し離れたビルの1階に数件並んだテナントの1つ。
外に面する側が全面ガラス張りなので採光が良くて明るく、雰囲気はまるでファミレス。バーカウンターもあったけど、さすがにテーブルは円卓だった。
(店の写真撮ってなかった。)

メニューを渡されて眺めるけど、写真がなく中国語だらけなんで、テンで判らん。かろうじて、麻婆豆腐と回鍋肉だけ読み取れた。

「では、その2品と、あとは見繕います。」

とHさん。
人数分の食器を抱えてきた店員さんに注文する。

(ラッピングされた食器のセット。これで衛生面は安心?)

中国では原則替えの食器はもらえないそうで、皿もグラスも、何品異なる味付けの料理や飲み物を注文しようが、最初から最後まで1人1セットで済まさないといけないらしいし、事実そうだった。
皿の上で味が混ざっちゃうから、折角の料理が勿体ないと思うけどな。

また、店では水ではなくお湯が出てくる。
水道水を沸かして冷ました白湯で、中国で生水はダメけど、これなら飲んで大丈夫とのこと。
席の横には2Lペットボトルの中国版コカ・コーラとスプライトが山積みされてたけど、四川料理にコーラの組み合わせはどうなんでしょ。

(本場物キター!撮る前に取っちゃったので手前側が減ってます。)

最初に出てきたのは麻婆豆腐。
しっかり花山椒が効いていて辛さも許容範囲。ちょっと塩がきつかったけど旨かった。御飯に良く合う。

(さあ、具は何でしょう?)

次はこれ。
唐辛子がこれでもか!と入っているのはさすが本場の四川料理。具には白い小さい肉が入っている。

「召し上がってみてください。これ、私のお勧めです。」

Hさんの勧めにしたがって、真っ先に取り分けて、一口サイズの白い肉片を摘まんでパクり。

調理に油を沢山使っているから身はしっとりしてる。
噛むと、それだけじゃない肉そのものが持つ脂が旨味と共に出てくる。身質自体が弾力があるのに柔らかく、しっとりジューシーなのが良く判った。

味も獣肉とは違う。
例えるなら、上質な地鶏の肉とフグの肉を合わせた感じ。しつこくないのに旨味がしっかりしている。
これに匹敵するものは、知っている限りでそうはないと思える。

「旨いですねー。何の肉です?」

尋ねる間も箸は止まらない。

「カエルです。フグに似ているでしょう。」

Hさん確信犯だな。
しかし、カエル程度じゃぁびくともしませんよ。
ヘビやカエルがくるかもとは多少予想にあったけど、この旨さは予想以上だった。

「昔、カエルの姿焼きを食べたことがあるけどパサついてました。これは全然違いますね。気に入りました。」

と、返してお代わりした。
フグと言われても納得できるし、何であろうと舌で感じた事実は変わらない。
食に関しては、嫌いなものはないし、偏見もない。見た目も気にしない。ゲテだろうがいけますよ。

(魚料理も唐辛子がいっぱい。)

昨日鍋を囲んだ時に、釣りをすることと最近フグに行った話もしたので、Hさんが魚好きを察してくれてか、魚料理もきた。

淡水魚だと聞いて、切り身の状況から察するに、白身で体高に比べて頭が小さいスズキ目の魚だとは目星はついたけど、名前までは判らなかった。
淡水魚の割りに脂がのってて旨かったな。

帰国してから調べたら、ケツギョだった。名前だけ知っていた魚を、目と舌で先に味わえたのは良かった。

汗をかきながら、四川料理堪能しました。



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