大人の遠足第2弾の釣果の鮎はどれも海産の天然遡上物。
遠征2日目の井田川と神通川の釣果と3日目の今季イチの大型をいただきましょう。
(2日目の鮎。)
冷凍した鮎は半解凍状態で下拵えをする。
再解凍は味が落ちるだろうから14匹を食べ切るぞ。
(今季イチ。)
23cmの今季イチは体高があってこれまでに食べた鮎とは別の魚種のようだ。
尺鮎なんてどんな風貌なんだろうな。
(存在感ありあり。)
鮎の塩焼き。
化粧塩が上手くいき焼き姿の存在感がハンパない。
箸を入れるとパリッと皮が割れて白い身からホワッと良い香りが立ち昇る。
皮と身を口に運ぶと、風味豊かで絶品だ。
(鮎の真子。)
腹を割ると真子が現れた。
今季イチはメスだったのね。
尻ビレの形でオス・メスの区別がつくそうだけど、気付かなかった。
メスの尾ビレは三角形でオスのは四角形ぽいらしい。
鮎の真子は初めて食べる。
魚卵だからプチプチしているのは当たり前、しつこくなく親と同様に爽やかで上品な風味だ。
真子入り塩焼きなんてそうそう食べられないだろうね。
(定番。)
鮎飯。
一人一匹塩焼きにしてもまだ余るのを全て焼いて、頭と中骨で出汁取り。
焼いた3匹を丸のまま入れて米を鮎出汁で炊き上げる。
ほぐした身を合流させて黒胡椒を振って出来上がり。
ほのかな脂と爽やかな旨味、黒胡椒のパンチがアクセントになる。
レシピの倍以上の鮎の身を入れた釣らねば食べられないだろう逸品だ。
(集合写真。)
これは天然鮎をこれでもかと味わえる贅沢な組み合わせだな。
富山の鮎だからこその味もあるのだろう。
更に、翌朝に取っておいた鮎出汁で朝食を仕立てる。
(これです。)
鮎雑炊。
ブログをフォローさせていただいているユキンコ☆さんからコメントで教わった品。
鮎出汁でチン飯を湯がき、香ばしく焼いた鮎の身を解して乗せる。
小ネギを散らし、皮目が緩んだ頃合いでいただく。
(寄りで。)
鮎の風味が溢れるのは同じだけど、昨晩の鮎飯とはまた異なった趣きで更に優しい味。
朝にピッタリだ。
ハフハフしながらいただくと体に沁みますよ。
鮎出汁をベースにした鮎飯から鮎雑炊への展開はありだね。
これからの定番になるな。
🐟