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釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】接待釣行で今年最低釣果を喰らう (2023/10/21 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-10-27 06:07:00 | 釣り
前回のフグ釣行から1ヶ月振り、カットウ釣りでは3ヶ月振りの野毛屋さんへの釣行。

今回はインストラクター仲間のMさんにフグ釣りを指南するから、気合いとともにちょっと早く家を出て愛車レヴォーグに乗り込もうとしたところ、うんともすんともいわない。
ドアノブを何度も触っても音沙汰なし。

マジか!?
これはバッテリー上がりですわ。

思い起こすと1週間前に室内灯を着けた記憶が蘇って来てた。
この状況は確実に消し忘れだな。

慌ててJAFに電話して、40分で来てくれて急速チャージして貰い、何とか集合時間1時間遅れで野毛屋さんに到着。

JAFに入ってて良かったよ。


(毎度。)

Mさんはハナダイをやっていた頃に野毛屋さんに通っていたとのことで15年振りだそうだ。
フグ釣りはその頃に1度やった以来とのこと。

テンカラを教わってドナルドソンをいただいた恩に報いるため、今回はしっかりとお教えしますよ。


(盛況ね。)

フグは健船がほぼ満員になったため急遽ユキちゃん船を出す2艘体制になった。

結果、余裕の釣り座で健船の右舷舳3、4番目に並んで納まった。
右舷は7名だったかな。


(潮はこんな感じ。)

Mさんはフグ釣り2回目なのに自作のフグ竿を持参している。
15年前に作って1回使い、1匹だけ釣った以降お蔵入りしていたとのこと。
当時はフグを始めるつもりだったのね。

Mさんに自作のカットウ仕掛けとチラシ仕掛けを1つずつと10号オモリを進呈し、エサの付け方から釣り方をレクチャー。

自作竿の穂先でアタリが取れるかは試してみないと分からんね。


(出船。)

予報よりも風があり、出船してみるとうねりがある。
これは難しいコンディションだ。

健船長のアナウンスによると、風は止んでくるとのことだけど、この状況で初心者にゼロテンは難しいかも。


(釣り開始。うねりあり。)

釣り開始。

Mさんが仕掛けを落とし、着底からゼロテン、シャクリから誘い下げまで一通り実践するのを見てアドバイスをしてから自分の仕掛けを下ろす。

風とうねりで釣りづらいものの、一投目で着底と同時にアタリって掛ける。

「着乗りだー」

とほくそ笑んで巻き揚げると、


(嬉しいゲスト。)

シロギス。

打ち返して着底すると再びアタって掛ける。

「また着乗りだー」

今度こそとほくそ笑んで巻き揚げると、


(立て続けで2匹釣れました。)

サバフグ。

ゲストだけど開始早々釣れたから活性が高いと思いきや、その後アタらない。

場所を変えると船中ポツとどこかで揚がる程度。


(探索。)

Mさんにはアタリが出やすいからとチラシ仕掛けを勧めて使って貰い、自分は通常カットウ仕掛け。

周りを見ても皆さんチラシ仕掛けだ。


(探索。)

Mさんは、アタリが取れないだろうとタイム釣りに専念してコモンフグが釣れた。

型を見てくれてホッと一息。

この後、Mさんにはポツポツとコモンフグが掛かる。

Mさんは、ショウサイフグが釣りたいと言うものの、こちらはそもそも型を見ていないのよ。


(探索。)

やっとフグらしきアタリが出たのに掛けられず、Mさんは4匹目のコモンを揚げる。

これ以上離されると面目に関わるから仕掛けをチラシに替える。

過去に指南を買って出た釣行では、背中が煤ける展開ばかりで満足に釣れた試しがない。
自分の釣りに集中出来ないからかね?

しかも今日はバッテリー上がりから始まった嫌な流れだし。


(更に探索。)

ようやく風が収まって海も落ち着いて来た。

すると、やっとのこと来てくれましたよ。


(10:41にやっと1匹目。)

開始3時間でやっとショウサイフグに会えました。

アタリは極小で気配で掛けたようなもの。
今日は手強いな。


(再度探索。)

ここから捲れるか?
と思いきやアタリは遠いまま。
何かが合っていない様子。

次の明確なアタリを取って掛けると、


(順調に追加。)

サバフグ。

サバフグはショウサイフグを散らしちゃうからリリースせずに桶にキープ。

その次の細かいアタリを取って掛けると、


(嬉しいゲスト。)

カワハギ。

小型だけど肝が張ってて食が楽しみね。
血抜きしてクーラーへイン。


(最後は落ち着いた。)

ポツと釣れるショウサイは型が良く、掛ける順番にサイズアップするのは有り難い。

刺身には小型が欲しいのだけど今日は贅沢を言っている場合じゃない。
獲れるヤツを獲らないと。

コモンとサバフグだけのMさんはショウサイとアカメが欲しいと言いつつ、良型のホウボウとおチビのコショウダイを揚げる。

その後、大物が掛かりデカアカメか!?と思ったらサメでラインブレイク。
残念だったね。


(ここまでの寂しい釣果。)

いよいよ最後の流し。

何とか4匹目のショウサイを揚げてMさんに追いついたから、ラストに1匹、何とかあと1匹が欲しい。

かなりな確率でブザービーターを物にしてるからここ一番に期待だ。

すると、来るのですよ。

シャクリでガツン
竿が止められ弧を描く。

「おらっ!来たー!」

Mさんにドヤ顔を見せるも、引きが強すぎる。

ギチギチのドラグを出され、ハイギアのリールじゃ巻けない勢い。

これはサメですわ。

格闘の末、何とか魚影が見えるところまで揚げてのラインブレイク。

ラストの一匹に賭ける時間と体力を奪われてそのまま終了。


(沖あがり。)

結果は4匹。

Mさんと同数で何とか面目は保てた。
背中が煤けずに済んだ。


(本日のフグ。)

しかし、4匹はフグで今年最低釣果だぞ。

これでは年間目標も足踏みだ。
今年は楽勝かと思ってたのに、例年どおり年末までハラハラドキドキの展開になるのかな。

久し振りのカットウ釣りはやっぱり楽しい。
間を空けずにリベンジせねばならんな。

次はアカメも欲しいぞ。


・ショウサイフグ : 4
・サバフグ : 4(リリース)
・カワハギ : 2
・シロギス : 1
・カサゴ  : 1(リリース)
船中1〜17
小潮


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