釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】無双モードを発動するもまだまだ届かず (2023/04/14 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-04-21 06:00:00 | 釣り
野毛屋さんでのフグ釣りは約2ヶ月振り。
このところ何かを掴みかけている感触があり、カットウ釣りをやりたくてウズウズしてるのですよ。

5:00着で並びは29番目。
トラフグシーズンは普段フグ釣りをしないお客で賑わうから平日でも大盛況だ。

3船トラフグのところ、勇治船長がショウサイフグに出てくれるのはありがたい。


(毎度。)

釣り座は左舷舳2番目をチョイス。

風によるうねりが気になるけど、実釣時間はずっと下げ潮だし、左舷なら勇治船長が竿を出す場合にじっくり観察して勉強できるしね。

左舷艫には常連の「上手なMさん」が乗られるから、まず頭は望めない。
少しでもMさんに近付くように頑張りますよ。


(潮はこんな感じ。)

盛況なトラフグ船を横目にこちら2号船は片舷6、7名の余裕の釣り座だ。

釣り座の調整具合から予想したとおり左舷で勇治船長も竿を出すようだぞ。


(本日は第二忠丸。)

出船して平潟湾を出たところから風とうねりがある。

右舷がバシャバシャと潮を被りながら東進して大貫を目指す。


(出船。)

空は時折り晴れ間が覗く曇天。

仕掛けはノーマルカットウのみ。
オモリは金のナツメ10号か8号を先発に、雲が多くなれば白の夜光に替えるつもり。

お隣はそれぞれチラシカットウを使ってる。
確かにチラシの方がアタリを取りやすいけれど、最近はノーマルカットウを貫いているのですよ。

易きに流れない修行ですな。


(釣り開始。)

大貫沖で釣り開始。

竿を入れると潮がないからすぐにオモリを8号にスイッチ。
この潮だと活性は低いのかな。

アンカーを打った掛かり釣りなんで、左舷で勇治船長も竿を出す。
話好きの勇治船長は左隣の人と会話しながら釣りをしてるぞ。

開始早々は無反応で船中何の音沙汰もなし。


(音沙汰なし。)

そのうち来るだろうと思ってたのに反応がない。
魚はいるそうなんで活性が低いのだろう。

反応が出たのは1時間後。

触りからチョンと竿先が揺れるアタリが出るも、これをスカす。
エサを付け替えて打ち返すと再びのアタリ。
1度ピョコンと竿先が揺れて反応するも、これもスカす。

2度もしてやられたか。

潮が緩いからアタリが出づらい。
アタリが出た時にはエサを食い終わってるのだろう。
気配を察知したらタイミングを早くして食われる前に掛けないと。

すると、3度目の正直。
触りの気配からタイミングを測ったシャクリでサクッ!

ゴリ巻きから引っこ抜いて小型のショウサイフグをゲット。


(8:58に1匹目。)

型を見てホッとする。
やっとショウサイの活性が上がってきたかな。

船中ポツポツと揚がり出し、ポンポンと追釣する。


(良型もゲット。)

ポツポツと良型も揚げて気を良くするものの、緩い潮の潮止まりを迎えてペースダウン。

なかなかアタらなくなる。
この時間の過ごし方が課題なんだよな。

そんな中、チラシ仕掛けに蛍光オモリの左隣の方がポツポツと数を伸ばす。
既に逆転、数匹離されてるね。

チラシ仕掛けに替えようか、と揺れるところをグッと堪えてキャストを交えて誘い続ける。

11時を過ぎてやっとツ抜け折返しの5匹目をゲット。


(11:06に5匹目。)

「魚はいるから20匹は釣らないと」

とは勇治船長談。

魚探に魚影はあるのだろう。
船中どこかで揚がってるから、いることは間違いない。

いるのに食わないのは何かがショウサイのお気に召さないのだろうな。


(潮なし、うねりあり。)

ポツと獲れるショウサイフグの型が良い。
30cm近いのを掛けると引き味抜群だ。

昼を回り、何とか8匹まで来たものの、この時点で大艫のMさんは20匹に到達したそうだ。

ダブルスコアとは離されたな。

風とうねりが強くなり、増々釣りづらくなる中で打てる手はないかと、オモリを蛍光に替えてみる。

すると、直にポンポンと掛けてツ抜け達成。


(13:27にツ抜け。)

周りは釣れないのに自分独りが連チャンで掛ける。
これは明らかに周りのフグを寄せて掛けている状況ね。

蛍光オモリに替えたけど、両隣は端から蛍光を使ってたし、左隣の方はチラシからノーマルカットウに替えているから条件は同じ。
それでも来るのは自分のみ。

これはたまに発動する無双モードだ。

この場所、この潮、この群れに誘いや仕掛けがバシッとハマると独りだけ連チャンすることがあるのですよ。

ツ抜けからものの40分で5匹を追加。
イケイケ状態だ。


(14:08に15匹目。)

既に右舷側から捌きが始まってる。

15匹目を揚げたところでエサを使い切り、勇治船長に残り時間を確認すると15:00までやるとのこと。

2回目のエサをお代わりし、更に稼ぐぞと息巻いたところで、船中釣れていないと察して船長が場所変えしちゃう。


(オーラスで捲くるぞと思ったのに。)

すると、何を変えた訳でもないのにそれまでの勢いはどこへやら、無双モードは終了していた。

あがりまでの50分間ノーピクで終了。


(沖あがり。)

場所が変わらなければ無双状態は続いていたのかな?

釣りの女神さまのみ知るところでしょう。


(本日のフグ。)

結果は15匹。

頭はやっぱりMさんで21匹。
無双モードで追い上げたものの届かなかった。

たまにあるこのモードを常時発動できれば結果は違うのだろうけれど、発動のトリガーが分からん。

ここを突き抜ければ新たな境地が広がる気がするな。

引き続き修練あるのみね。


・ショウサイフグ : 15
船中4〜21
小潮


🐡