ちいさな音で聴こう！！vol.2

『ちいさな音で聴こう！！vol.1』の続きです。

小さな音で再生する方法を考えてみましょう。

最近はiPadやiPhoneを音源にされている方も多いと思いますが

そんな方に試していただきたいのは『Late Night』です。

iPadやiPhone標準の音楽プレーヤーに付属している機能です。

iosの設定＞ミュージック＞イコライザへと進んでいきます。

ここにプリセットされたイコライザーがたくさんあるのですが

その中に『Late Night』があります。

名前の通り夜遅くに聴く場合のポジションです。

低域と高域が若干盛り上がっているというイコライジングだけでなく

コンプレッサーの機能が搭載されています。

コンプレッサーとは日本語で『圧縮機』。

音圧を圧縮します。

どのような原理なのでしょうか？

音量を１０段階で表現して考えてみます。

一番小さな音は１、一番大きな音は１０です。

音楽には１、５、１０と色々な音量の楽器があります。

１、５、１０の音をあるコンプレッサーを通すと

１、４、６になります。

これを増幅率1.7倍の増幅器を通します。

1.7、6.7、10となります。

オリジナルの音に対して小さな１の音は1.7倍になります。

中くらいの５の音は1.3倍になります。

大きな音の10は１倍で変化しません。

このように小さな音ほど大きくなるのがコンプレッサーです。

次回に続きます。


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