イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

ちむどんどんの不思議

2022年04月11日 | その他
初回のちむどんどんを見ました。

原作者の羽原大介は1964年生まれ。
私は1962年生まれなのですが、
ヒロインの、食べたいという
がっつきが初回は強調されていて、
地上戦があった沖縄のはずなのに、
子どもが「食べたい」ばかり言っていて、
戦争を経験した大人たちに叱られなかったのかな?と思いました。
やんばるは、凄まじいゲリラ戦のあった地です。
ヒロインは1954年生まれぐらいだから、
私よりさらに、まわりは戦争の影響を受けていたはず。

私の両親は18歳と14歳で終戦でしたが、
子どもが、あれ食べたい、これは嫌いとか、食べ物の話をすると
「食べたいばかり言うんじゃない。
戦争中、食べられなくて亡くなった人がいるんだから、
好き嫌いなく食べなさい」
とたしなめられました。
「食べたい、食べたい」ばかり言っていると、
「お前は餓鬼か⁉️」と叱られたりしました。
 
長男がほしいと言った頭に巻くおもちゃも、
子どもが4人もいるのに、ひとりでしか遊べないおもちゃをすぐ買う母親。
村人が、ヒロインの母親がお人好しだから、いつか騙されると言ったのも、
その後の話につながるんだろうなと思いました。
なんだか、だらしない親にしか思えなかった。
沖縄の親って、ああなんですか?

やんばるののんびりした一家の話だそうですが、

⁉️⁉️⁉️えっ⁉️⁉️⁉️

最初から、違和感‼️
本当に地上戦のあった沖縄の話だろうか⁉️
ウクライナではペットも食べているそうだし、
食べ物のドラマとしては
今の時期は悪いのかもしれない。

いったいどこへ向かうドラマか?
食い意地が強すぎるヒロインだということはよくよくわかりましたよ。

カムカムエブリバディ初回の
次回が見たいと思わせる演出とは
全く違いました。
明日も食い物の話ばかりするヒロインなんでしょうね。
ずっと食い意地のはったのを見せられるわけでしょうか?
今の戦争で食べられない人がたくさんいる時期に。
うんざり。

原作は読んでないんですが、
演出が下手過ぎる。
料理人の話なら、食べたいばかり言ってないで、
沖縄の産物を育てているところから入るとか、
シークワーサーを使った意味も曖昧になった。

沖縄の私と同年代の方々は
どう思われたでしょうか?



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